わたし恋をしている。 (角川文庫)
わたし恋をしている。 (角川文庫) / 感想・レビュー
やすらぎ
人は恋しているとき、自らを少しだけ大きく見せようとする。心躍るのか踊らされているのかよくわからないままに。…雑誌「ダ・ヴィンチ」連載などのまとめ本。どんなに忙しくてもメールくらいできるでしょう。不安定な恋心。会いたいという返信がほしいだけ。明日あいてる?という文面を待っている人は、今もこの街には沢山いる。考えないようにしよう。でもすぐに思い出す。振り回したり振り回されたり。…いい人で終わってしまってはいけないのかな?誰もが経験する片思いの焦り。別れの夜の切なさ、大きなため息。その先に描く幸せなはずの人生。
2022/04/24
❁かな❁
益田ミリさん作品を読むのは3作目。恋する想いが溢れ出てる川柳+ショートストーリー♪とっても共感できるところが多かったです♡ショートストーリーは1ページの短い文章なのですが、わかる〜って感じで楽しむ事ができました!『会いたいって言葉にするぐらい、受け止めて欲しいだけ。ありがとうと喜んで会えない状況を一応残念がってくれればいい』『ケータイが人肌に温まっている。彼からの電話を絶対逃さないよう、掌で握りしめて待ってるせいで』『朝からずーっと昨日の夜を引っぱり出してきて楽しんでる』など。恋する想いが詰まった作品♡
2014/08/22
mariya926
残念ながら途中で返却。本当は最後まで読めそうだったのですが、車に置き忘れた事を夜中に思い出し断念しました。もう少しキュンキュンできるかな?楽しみにしていましたが、恋愛中の女性の気持ちだったので、そうだったかも?という感じで淡々と読み進めていました。ミリさんの本でキュンキュンというのは今までなかったので、どんな感じか気になりましたが、流れはなんとなく分かりました。
2022/04/16
馨
益田ミリさん、こんなのも書くんだな、という印象。五七五の恋愛川柳と共にいろいろな切ない状況・楽しい状況の恋愛を1ページで綴っています。上手いと思います。上手いんですけど、私が恋愛にのめりこんで恋愛体質であった時期を過ぎているからなのかあまり共感出来なかった。もう少し前に読んでいたら違ったかもしれません。客観的に、「そんな男性に惚れるなんて、ばかだなぁ」と思えました。女性って本当、恋愛に関しては無理したり強がったり悲しくなったり、よくわからない(笑)。
2016/06/26
おくちゃん🍎柳緑花紅
この本を読みながら、「わたし恋をしていた。」経験があるものも、ないものも、いっぱい♪二人分のお茶を入れてる瞬間になんとなく幸せを感じたりする。確かにあったなぁ。「しあわせならいいキミが誰といたって」今でもそこまでは思えないけど、あの人がしあわせだったらいい。そしてそのそばで私もしあわせだったらいい。残念なのは思い浮かべる男性がすべて夫だったことかなぁ(笑)過去形じゃなくて「わたし恋をしている」って良いよなぁ。
2016/12/06
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