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超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)

超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)

超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)

作家
二宮敦人
usi
出版社
角川書店
発売日
2013-11-22
ISBN
9784041011003
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超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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あも

世界は密室で出来ている!とか、地球は世界で一番大きな密室です!とか、そんな壮大な話ではなくて、ネトゲの話です。まぁ、ネトゲが全ての人からしたら確かに密室かもね。現実世界で起きる連続殺人事件と、ネトゲの世界で起きるプレイヤー殺しの謎が絡み合って、それなりに後味の悪くない結末に辿り着く。基本の設定は悪くないけど、登場人物に感情移入はできず、展開もそれなりに終盤に盛り上がりはあるものの、特筆すべき所はないなあ。自分はまともに、やったことないけど、今でもネトゲ文化は続いてて、廃人プレイヤーなんかもいるのだろうか。

2013/11/27

つばめ

巨大な密室での殺人面白そうな設定と思って手に取った本。発想が面白い。現実で多発する殺人事件、被害者はみんな顔を破壊されていた。そして、大人気ネットゲームでも、キャラクターが突然殺されアカウントが消える事件が。その二つに何か関係はあるのか?ゲームの世界にのめり込む友人、照を理解するために自らもゲームを始めた仁菜。あらゆるデータを解析するマニアでゲーマーなミカ(洋治)。どの世界を現実とするのか。自分との向き合い方。地球も巨大な密室という言葉に、確かに!と目から鱗。

2022/01/26

らむり

現実世界の殺人事件とネトゲでの殺人とを組み合わせたミステリー。ホラーというほど怖くありませんでした。ネトゲってやったことないけど、なんか面白そう!

2014/01/16

Yobata

世間で殺害後顔を潰すという顔なしという殺人事件が起きる中、仁菜は友人の照が仮想世界の方を現実だと思うほどゲームにのめり込み、ゲーム内の恋人が殺された事に嘆いていた。そして照の姉が失踪してしまい、ゲーム内のプレイヤー殺しと顔なしの連続殺人が重なり合い…。廃人ゲーマー達によるゲームと現実が交錯した殺人事件で、廃人達の思想がゲームを超越しすぎてて気持ち悪いw確かに自分の求める,都合のいい方へ人間てのは流されやすい生き物だし、その理由でゲームに夢中になるのはわかるけど、ここまで現実という土台を棄ててしまうのは→

2015/09/15

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

面白かった!超巨大密室ってどういう?と思ったら、コンピュータのオンラインゲーム、「サンド・ライト」。主人公の幼馴染、照は、それにのめり込み、そして、ゲーム内で恋人がキルされた(アカウントを消された)と憤り、犯人をマーダーと呼び、そいつを突き止めようとする。一方、主人公、仁奈は照に誘われて参加し、ミカという相手と、マーダーを突き止めようとする。同時に、現実では顔無しと呼ばれる連続殺人も起こっており…。先の読めない展開、しかしテンポが早く非常に読みやすく、一気読み!オススメ作品である。

2019/09/14

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