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忍び秘録 (角川文庫)

忍び秘録 (角川文庫)

忍び秘録 (角川文庫)

作家
荒山徹
遠藤拓人
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2013-12-25
ISBN
9784041011416
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忍び秘録 (角川文庫) / 感想・レビュー

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魔魔男爵

「服部家秘録阿蘭陀くの一渡海」(「服部半蔵秘録金髪くの一絶頂作戦」改題)/「服部家秘録三くの一大奥潜入」(「忍びのモノグラム」改題)/「密書しのぶもじずり」/「韓流夢譚」(「慶念両断」改題)の四編収録のくの一主体の短編集。山田風太郎も魔界転生して服部半蔵の孫娘コードネーム山田のお風という16歳の美少女で登場して従姉のおねえさまとレズりますわよ!海音寺潮三郎はゲイで、夢枕獏はバイで登場します。封印した柳生十兵衛も名乗れないと言って出てくるw。沢庵は柴津軒(柴漬け)と名乗るww。あの傑作『十兵衛両断』のリンク

2017/09/06

oyai

初期の「魔岩伝説」や「高麗秘帖」なんかは面白くて、山田風太郎の後を継ぐのかとも思ったんだけど。最近は同じような朝鮮舞台の日本との争いばかりでウンザリ。ギャグも空回りして面白くないし。今後も日朝テーマに書き続けるらしいけど、作家としての広がりとしてどんなものかなあといらぬ心配。違う世界をバックにした方が良いと思うけどね。「シャクチ」は面白かったしそれなりの力はある作家さんだと思うんだけどなぁ。今回のは割と初期っぽくて面白いかなと思ったら、初期の未収作品集だったんですね。

2014/02/16

春風

いつもの荒山徹です。朝鮮妖術ノッカラノウム再登場がうれしい。

2014/01/11

本年初めの新刊購入本は荒山徹先生の初期作品集であります。雑誌に掲載されてそれきりだったり、発表する場もなくそれきりだったりの作品揃いの中、一番の注目は『金髪くノ一絶頂作戦』(原題)! 抑留オランダ漂流民救出のため朝鮮半島に乗り込んでいく服部半蔵の戦いが熱い! この一編の出来が突出しているため残り三編の印象は希薄なのですが、『密書「しのぶもじずり」』は『柳生大戦争』『朝鮮通信使いま肇まる』のW原型、『十兵衛両断』の続編(?)でもあるという欲張りで興味深い一編。『韓流夢譚』ではあの妖術が再び! 星4つ。

2014/01/20

やまほら

 最近の嫌韓・嫌中の流れが垣間見える中編集。これが作者の最近の傾向かと思ったら、単行本・文庫本に収録されていなかった作品を集めたものとのこと。だから収録されていなかったのかな。

2014/03/18

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