冬ごもり 時代小説アンソロジー (角川文庫)
冬ごもり 時代小説アンソロジー (角川文庫) / 感想・レビュー
いつでも母さん
読み始めると既読だったのがわかる。南原さんは初めてだったが、6人の豪華な作家陣の短編集。どれも良かった。良いのはいつ読んでもいいなぁ。今回『正月四日の客』が心に残ったが次に再読したら又、違うのが残るのかもしれない・・
2017/08/17
タイ子
暑いので季節外れの本を読んでみました。が、あまり寒さは感じず帯の通り「降り積もる想い」あー、そういうことかと読了後ナットク!これぞ時代小説、とうなづくばかりの名人たち6人によるアンソロジー。ミステリーめいていたり、不思議だったり、実話だったり、いろんな作風で読めるので短編ながら読み応えはありました。池波正太郎の「正月4日の客」はさすが!でした。ベテランの味ってこういうんだとしみじみ感じた作品。
2020/08/14
小梅
時代小説アンソロジー。意外にも宮部みゆきさんは初読みでしたが、面白かったです。同じく時代小説アンソロジー「夏しぐれ」も積んであるので、夏になったら読もう。
2014/03/27
baba
冬に相応しいアンソロジー。池波氏の「正月四日の客」は話しがテンポよく運び、最後に引き付ける所は短編ならではの味わい。松本氏の「甲府在番」は推理作家らしい時代物でドキドキ、ゾクゾク。やはり宮部氏「鬼子母火」と宇江佐氏の「出奔」は寒い冬に情けがあって心が温められるようです。
2016/02/19
かずよ
六人の作家による冬の時代小説短編集!どれも良かったけど、やっぱり宮部みゆきの「鬼子母火」が好きかな!
2014/04/13
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