男が嫌いな女の10の言葉 (角川文庫)
男が嫌いな女の10の言葉 (角川文庫) / 感想・レビュー
ワニニ
爆笑も出来たし、苦笑もできた。ここまで分析できているのに、やっぱり家内が一人ウィーンに行くと、ほっと一息なんだな~、中島先生。男と女の言葉は、嫌いで好きで…、その裏付けにも「なるほど」と思うけれど、言葉だけじゃなくて「関係」となると、そんなに単純にはいかない。しかし、中島先生のお顔を(webで)拝見した私は、「魅力を感じない男」とまではいわないけれど、「(愛する対象に浮上することが)まったくその可能性さえない男」として差別するので、透明人間の戯言っていうことになるかな。面白かった。以上。
2014/02/22
霜月ざら
なんとも身も蓋もない本だった。著者はこういう女性たちに酷い目にでもあわされたのだろうか。そして中島さんは闘うのが好きなんだな。公の場で化粧する女性は気を付けないと大変なことになるかも(笑)こんな女ばかりだとは思わないけど、確かにこういう女っているよねって思う部分もあった。でも偏ってる、多分。本や映画の紹介が面白かったので参考にしてみよう。
2014/08/07
PPP
★★★★★:『女性がわかる文学108作品』が中島氏の歯に衣着せぬ解釈とともに紹介されているのがとても面白い(たまに苦笑)。例えば カミュ「異邦人」のマリイに照準を定めた描写を改めて読むと、男女共の深層心理が見事に描かれていると気付く。女が求める〈男の必要性〉と、男が求める〈女の必要性〉の不一致は、お互いの歩み寄りで妥協する他なく決して交わることはないのでしょうね…。《 とにかく女は「安心」したい生物だから、嘘でも安心できればそれでいいのです。但し、騙されるのは大嫌い。》矛盾だらけな生物なのです。
2016/08/30
ニコ
媚を売る女は殺したくなる、分からないことに自尊心が傷つかず、「わかんなーい」と言える女が不思議だ、など、女としては苦笑せざるを得ないところも多々。確かに、異性に教えを乞うことは、女性が好むことかもしれません。女は愛嬌と言いますが、器用に(同性や義道さんにも不快に思われないような)品のある愛嬌を見せれる人は稀だと思います。
2014/10/06
taro335
小説や映画の引用が中心なので、義道さんらしさはちょっと抑え目。しかし、人前で化粧する女性とのバトル話だけは健在!楽しませていただきました。
2014/09/13
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