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名のないシシャ (角川文庫)

名のないシシャ (角川文庫)

名のないシシャ (角川文庫)

作家
山田悠介
出版社
KADOKAWA
発売日
2014-02-25
ISBN
9784041012222
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名のないシシャ (角川文庫) / 感想・レビュー

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そる

とてもあたたかい気持ちになる話でした。恋愛の愛、親や子に対する家族の愛、友情の愛など呼び方なんてどうでもいいじゃん、愛してるから一緒にいたいんだよね。人が人を思いやる気持ちっていいなぁ。このシシャ達は見た目が子供だから恋愛できないんですよね。それが切なかったけどプラトニックでも愛だなって思う。ところどころ泣いてしまいました。「だから少し不格好でも、玖美が真剣に考えてくれた『テク 』という名前が嬉しかったのだ。」「「だって俺たち友達じゃん?そんな噂信じる方が馬鹿なんだって」」

2018/09/26

ゴンゾウ@新潮部

構想はとてもユニークで良いと思うのだが、 文章に深みが無くて登場人物たちに感情移入ができない。残念だ。【カドフェス 2017】

2018/05/06

扉のこちら側

2018年260冊め。単行本で既読、再読。著者の作品は後味が悪く感じるものが多いのだがこれは初読時によい印象であったので安心して読めた。しかし設定はよいのだけれど文章力が惜しい。

2018/07/04

みーちゃん

数少ない仲間と何年も存在し、自分より大切な人に出逢えば自分の存在を犠牲にその人に命を与えて救い、自分は消える。けれど自分が消えた理由、消えたことすらも分かってもらえないかもしれない。とても切なく、辛いことだけれども、自分より大切に思える相手と出会い、その相手を救えることは使者にとって幸せなのかな(´・・`) けれどやはり1番は、死ぬことに変わりはないので、最初から決まっている運命である自分の命が終わるまで、命に執着せず、今を精一杯生きることが大切だなと…。使者はとても素敵で、けれどいてはいけない存在かな。

2022/03/03

ゆうまっき

人間の寿命が秒単位で見ることができ、寿命をあげたいと思った人間には自分の持ち分の時間を与えることができる使者。使者は何人かいるけどみんな子供。三人の使者を巡って物語が進んでいきます。名前もなくただ惰性で過ごしてた使者達がそれぞれ自分を大切にしてくれる人に出会い人間らしくなっていく。ラストはせつないのですが、人と人とのつながりの大切さ、優しさが胸に沁みました。

2017/08/17

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