RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (角川文庫)
RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (角川文庫) / 感想・レビュー
文庫フリーク@灯れ松明の火
いがらしみきおさん『ぼのぼの』で例えれば、物語の開始当初「いぢめる?」と小首傾げるシマリスくんが泉水子なら、「いぢめてやる、いぢめてやる~!」のアライグマくんが深行(笑)成長著しいシマリスくんだけれど、影の主役は「オレ様」深行?「ここ掘れワンワン」と「黙って」に全て持って行かれた最終巻でした。「黙れよ」でもなく「うるさい唇だな」でもない「黙って」 絶妙にデレMAX!深行(爆)修験道や陰陽道、姫神はもちろん父母・大成と紫子など脇キャラも、もっと深く書き込んで欲しかったけれど、とりあえずプロローグの終幕と→
2015/06/22
いおむ
いままでにないハラハラした展開に後半は一気読了。良いラストでした。紫子が泉水子に語った神霊の源に関する考え方は、自分としてはすんなり受け取れるものでした。神社や歴史、宗教系の知識がないと、???、とついていけなくる可能性はありますが、失ってほしくない様々なもの、希少なものが、物質的なモノだけでないのは確かですね。それはともかく泉水子の挙動が今回も楽しく微笑ましい(^^ )
2014/11/23
ごに
待ちに待った最終巻の文庫化。先が気になってあっと言う間に読み終わってしまい、もう少しゆっくりこの世界を楽しめば良かったと後悔…。若い2人(だけじゃ無いけど)にはいろんな可能性が残っていて、どんな未来を選んで行くのか、もう少し一緒に見て行きたかったなぁと。この余韻も含め一から読みたいと思う程に好きな作品になりました。
2014/02/28
よっち
最終巻。泉水子が学園祭で巻き起こした力が、自らコントロールできるものではないとして、世界遺産候補を諦めない高柳が再戦を挑んだ展開でした。しかし学園祭をきっかけに周囲の女の子たちと会話するようになったり、高柳都の勝負だったり、泉水子も随分変わりましたね。泉水子は最後また大変な目に遭いながらも、深行や雪政、そして母親にも支えられて見事立ち直りました。深行と新たな道を見出した泉水子は、まだスタート地点に立ったばかりで、もう少し続きが読みたい気もしましたが、こういう終わり方もそれはそれでとても良かったと思います。
2014/03/23
財布にジャック
5巻までとはだいぶ間があいてしまったのですが、漸く最終巻に辿り着くことが出来ました。しかし、これは終わりというより、ここまでが序章だったのかもと思わせる終わり方だったので、もしかしたらいつか続きを書いてもらえたりしないのかと希望を持ってしまいました。ファンタジーならではの特別な世界観がキラリと光る素敵なシリーズでした。
2014/03/14
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