臨床犯罪学者・火村英生の推理 暗号の研究 (角川ビーンズ文庫)
臨床犯罪学者・火村英生の推理 暗号の研究 (角川ビーンズ文庫) / 感想・レビュー
yu
何作かは既読だった。「暗号を撒く男」が一番よかったかなぁ。 火村先生の猫が気になりすぎた。
2016/04/29
藤月はな(灯れ松明の火)
予想通り、「ジャバウォッキー」が収録されていました。そして『茅島氏の優雅な生活』で素敵な英国庭園を描いた麻々原さんが後味が悪い「英国庭園の謎」を描いたことに凄く、複雑な気分になりました。しかし、「英国庭園の謎」のような同情する価値もない下賤な被害者にも悼む作者の描写があるのは凄いなと思います。それにしても「比類のない神々しいような瞬間」のダイイングメッセージはつくづく、自分勝手でしかないと思わずにいられません。それから京風美女だと思っていた朝井女史がハイカラな容姿で描かれていたことに驚きました^^;
2014/02/28
けい
面白かった。1回読んだことあるやつだけど、暗号テーマで集まってていい感じ。
2016/01/31
shiozy
本格推理物。今回は「暗号」編である。老化しかけた頭の体操にうってつけである。とはいえ、暗号を解こうなどとは悩まずに、お気楽に読むべし。「山崎」を「ヤマモト」と読ませたりするところなど、無理矢理感もあるが、それはそれでそれとしておこう。
2016/02/01
Moemi
火村英生シリーズ、角川ビーンズ文庫オリジナルの短編集。今回はダイイング・メッセージを含む暗号がテーマとなっています。個人的には、国名シリーズの一つでなかなか読み応えのある「英国庭園の謎」と、珍しく倒叙形式が使われている「比類のない神々しいような瞬間」が好きです。そのうちエラリー・クイーンも読んでみたくなりました。
2016/02/18
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