死の発送 新装版 (角川文庫)
死の発送 新装版 (角川文庫) / 感想・レビュー
yomineko
編集長・山崎がトランクの中で死体となって発見された!だが荷送人も山崎。この謎に挑む山崎の部下の底井。福島競馬も織り込みながら謎が解けてゆく・・・松本清張先生の本は本当に素晴らしい。難解な事柄も読者に分かりやすいように書いて下さっている。例えば初めの方にAという人が出てきてその後何十ページも経ってからまたA登場!ところでAって誰だっけ?の様な事がない!!!素晴らしい!!!
2019/10/13
キムチ
S59文庫の改版・・改めて時が流れている、押し入れの中のような香り(人権擁護からしたら不適切な表現etcと)名作「点と線」を踏襲している感が強い作品だけに、読み始めるとすぐにとんとんと展開。とは言うものの、トリックが2重3重で筆者の手管に乗っかるだけで些か物足りないエンド。時代背景からするとさもあらん≪下っ端役人・代議士・公金横領・金と女・不明金・・そして競馬≫~今でも一部キーワードは使えるかな?一気読みして、面白かった❕と言えるのはさすがの清張筆力!
2018/05/25
シンシア
昭和の作品ですが、さすが松本清張。
2023/01/21
gtn
夜行列車、競走馬の鉄道輸送等、ノスタルジック。ただ、時刻表による謎解きが複雑で、途中でどうでも良くなる。そこが本書の肝なのに。
2023/04/22
asami
主人公の長~い推理が終わったと思ったら、急に犯人が自供を始める場面にいきなり変わったので、えっ!?となってしまった。 全然心理描写がなかったです。松本清張初めて読んだけど、他のもこんな感じなのかな?
2014/06/04
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