コブラ 上 (角川文庫)
コブラ 上 (角川文庫) / 感想・レビュー
ヨーイチ
例によってコメントは下にて。少し前の出版だが21世紀突入から大分経ち、平成も終わろうとしている今、未読のフォーサイスを読んでいるのが信じられない。かつてベルリンの壁崩壊、ソ連の消滅で思ったのは「これでアメリカの一人勝ちかぁ」と「フォーサイスはネタがなくなって新作が難しかろう」って事だった。活劇より段取りを重視する描写は相変わらずのフォーサイス節。今のところ、ちょっとギャングが可愛そうになるくらいの展開。
2018/09/08
ひよこ
麻薬カルテルを本気で叩き潰すために暗躍するコブラチーム。セリフは少なく、今のところまだ作戦の準備しかしていないが、一体何が始まるのか、めちゃくちゃ気になる!すぐ下巻へGO!
2022/09/17
James Hayashi
ストーリーは意外とシンプル。南米コロンビアから密輸されている麻薬とカルテル撲滅を狙い遂行するプロジェクトコブラ。シリーズものらしいが、前作を読んでいなくてもついて行けます。似たようなストーリーの映画や小説は山ほどあるが、上巻までは順調。今後どれ程熱中させてくれるのか?下巻へ。
2017/08/25
きょちょ
「アヴェンジャー」は面白かった。 その主人公キャル・デクスターと、彼を殺そうとしたCIA高官(この作品では元)ポール・デヴロー(通称コブラ)が手を組む。 アメリカ大統領から全権を任されて、コカイン産業を撲滅にかかる。 ターゲットとしたのはコロンビアの巨大麻薬組織「兄弟団」。 上巻は準備段階。 キャル・デクスターも今回は自身で派手なアクションを繰り広げることはなさそうだが、それでも面白い! 特にいろいろな工作が。 これからどうなるのか、まずは約80隻の麻薬密輸船からか。 この作品もワクワクだ~。 ★★★★
2018/07/10
ゆーぼー
コカイン一掃のミッションを大統領から受けた、コブラの作戦は周到極まりもないものだ。 人畜無害に見える貨物船を移動基地に偽装するところは、カッスラーのオレゴン号からヒントを得たのだろうか? さてさて、準備は整ったので、コカイン密輸団とのバトルを期待して下巻へ進もう。
2021/04/28
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