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季節はうつる、メリーゴーランドのように

季節はうつる、メリーゴーランドのように

季節はうつる、メリーゴーランドのように

作家
岡崎琢磨
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-07-25
ISBN
9784041013984
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季節はうつる、メリーゴーランドのように / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

キセツ(奇妙な出来事に説明をつける)しあう男女の物語。日常の謎系で序盤は面白かったけど終盤意外な展開に・・・。タレーランは大丈夫?。

2015/08/17

hiro

岡崎作品はタレーラン+1で5冊目。高校の入学式の日以来、夏樹(男)と冬子は、奇妙な出来事に説明をつける‘キセツ’を通じて親睦を深める。その夏樹の片思いと、友達のままでいたいという冬子が、二人の周辺で起こる奇妙な出来事に説明をつける、恋愛×ミステリという作品。なぜ二人とも関西の大学に進学したのに、社会人になるまで疎遠になったのかが、一番の謎だった。子どもと行ったことがある○良○リームランドと、福岡に転勤したとき、その子が小学校の遠足で行った能古島が出てきて懐かしかった。タレーラン5を楽しみに待ちます。

2015/09/07

しゅわ

【図書館】高校時代、夏樹と冬子は“奇妙な出来事に説明をつける”つまり“キセツ”を趣味とする親友だった。夏樹が恋心を封印した上で成り立つ微妙な関係。メリーゴーランドのようにめぐる謎と季節。夏樹の秘めた想いの行方は?「珈琲店タレーランの事件簿」の著者だからこそ、絶対にラストで返されるんだろうなぁ~と慎重に読んだおかげで大きな謎の方はわかってしまいましたが…冬子はもちろん、夏樹にも共感が出来ずモヤモヤ。それにしても、メリーゴーランドのあるホテルなんて本当にあるんですね!そちらの方に驚きました。

2015/10/29

あつひめ

うーん。なかなかのモヤっと感。高校時代の出会いから社会人になるまでには心の成長とかいろんなことがあるわけで。どこかに置き忘れた感情がいつまでも心の隅で燻り続ける…。終止符を打つタイミングを逃したことで季節は巡ってしまう。男と女…友情と愛情…それが変化するとしたらどんなタイミングでどんな状況なのか?と逆に想像してしまった。うーん。なかなか…忘れられない終わり方だったな。

2018/04/02

オーウェン

季節の上では正反対な夏樹と冬子の関係。 友達のまま進展していく2人だが、その関係性はキセツ。 奇妙な出来事に説明をつける事。 春夏秋冬の中でそれぞれのエピソードがありキセツが。 それが終盤になって実はすべて関係性があり、ある結論が導き出される。 恋愛ってこういうものだよなあと思い起こさせる話であり、特に秋のどんでん返しはミステリとして秀逸。 そしてエピローグで思わず見返すことになる。 ここも伏線になっていて騙されていたのかという思い。 細かい部分まで含めてよく出来ている。

2021/11/09

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