セブンティーン・ガールズ (角川文庫)
セブンティーン・ガールズ (角川文庫) / 感想・レビュー
ピロ麻呂
4編のうち2編は読んだことのある作品でした。その中でも「小梅が通る」はめっちゃ好きな作品♪何度読んでもいい(^^)
2017/01/19
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
作家のチョイスがすごく良い。高校生になるとやはり、大人に近づくという事もあるので中学生より難しい年頃でもある。そういった葛藤や青春、その他諸々が描かれており、懐かしい気持ちになる。
2014/06/11
きつねこ
『百瀬、こっちを向いて。』から飛んできました。17歳位のころ、私は何を考えていたんだろう。出てくるみんな大人だな、と思う。『百瀬…』で既読の「小梅が通る」はやっぱりいい!宮下奈都さんの「No.2」もこの繊細な空気感いいなあ。「スコーレ」是非ともよまなくっちゃ。どの話も当たりで、元単行本があるようなので楽しみです。
2014/07/10
ゆう
高校生少女をテーマにした北上次郎さん厳選のアンソロジー。甘かったり苦かったり。17歳の頃の世界ってこういう風だったかな…そうだったかも。と懐かしい気持ちになれる。「小梅が通る」で締めることで後味がいいな、と。
2014/06/29
Koto
17歳の少女をテーマに、既刊の一部を切り取ったり、短編集から取り出したものを集めた一冊。思春期真っ只中の彼女たちを見ていると、あの頃特有の持て余してた感情なんかがぶわっと蘇ってくる。中でも豊島ミホはやっぱりティーンを描くのが巧い。引っ越しばかりの主人公が、当時の自分と重なって今更ながら気づいた事実にドキリとした。あの頃を思い出すことは、きっと誰だってちょっぴりほろ苦い。それでもあの頃に感じたことは特別に思うから、自分の中だけにそっと大切にしまっておこう。そしてたまに引き出しては忘れてないことを確かめたい。
2014/05/28
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