11月のジュリエット
11月のジュリエット / 感想・レビュー
takaC
頭の中にクエスチョンマークが渦巻いた。乾ルカで未読の話がこれだけになったから読んでみたのだけど読まない方が実は幸せだったかも。WBCの試合を見ながら読んでいたせいだと思っておくことにしよう。
2017/03/14
Seiei Ikeda
天翔るものが地を這うとき、全ては終わるはずだった。予期せぬ生存者がいなければ・・・・。未来からもたされた殺人ガスによって、日本発、米国行きの機内は地獄と化す。未来のかって美しかったイスカナの国からやってきた4人の殺人者たち、比類なき美貌と知性、戦闘能力を備えた彼らにとって、現代人は生きる価値のない劣った人間であった。それぞれに人生に傷を持つ生存者たちのサバイバルが始まる。圧倒的な力の差を持つ彼らが問う「生きる価値があると思っているのか?」「なぜ生き残りたいと思っている?」僕なら、どう答えただろう。⇒③
2015/11/23
そのぼん
飛行機がハイジャックされ、機長やキャビンアテンダントも含めた殆どの人が亡くなった中、数人の男女が生き残って・・・。犯人たちの正体や目的は何なのかを追っていくお話でした。目を背けたくなる場面の描写が結構生々しくて頭の中で再生されそうになってゾッとしましたが、続きが気になってどんどん読み進めることが出来ました。
2016/10/22
ゆみねこ
目を見張るような美系の4人組と同じ便に乗り合わせた高校2年生の優香。彼らの目的は一人の男性の生命、そのために飛行機を乗っ取り乗客に有毒ガスをばら撒いて行く・・・。生き残ったのは優香を含めた4人のみ。不時着した飛行機の中で繰り広げられる息詰まる戦いの結末は…。これは、ちょっと想像していた内容と違っていましたが結末が気になって一気に読了。未来なんてそう簡単に変えられないのでしょうね。
2014/12/07
Ikutan
修学旅行で乗り込んだ飛行機の中で、壮絶な言葉にできないほど凄まじい状態で乗客たちが次々死んでいく。生き残ったのは優香と三人の男。そして 四人の超美形な男たちとの闘いが始まった。余りの残虐な描写に言葉を失う。ただ四人の男たちのあまりの美しさが、対称的で、現実感を抑えてくれる。四人の男たちの正体と目的は・・・技術や文明の進歩は両刃の剣だ。原発にしろ、薬物にしろ。「何があろうと生きるのだ。」存在を肯定してくれる年長の白山の言葉が強く印象に残った。
2014/11/06
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