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オリンピック (角川文庫)

オリンピック (角川文庫)

オリンピック (角川文庫)

作家
千野帽子
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-06-18
ISBN
9784041014714
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オリンピック (角川文庫) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

カドフェス2019 三島由紀夫の東京五輪観戦記が詩的で印象に残りました。 バレーの試合を給仕サービスとして比喩表現するのは斬新でナイス。テレビでみるスポーツ中継は見たい番組をつぶす退屈極まりない存在ですが、ここら辺でスポーツのルールを調べて自分なりの比喩表現を研究するのもオツです。

2019/10/02

s-kozy

多様なオリンピックに関する文学作品を集めたアンソロジー。編者の千野帽子は同じ角川文庫から「富士山」のアンソロジー(既読)も出している。スポーツそのものを言葉で表現し尽くすことは難しいが、それに果敢に挑んだ九作品を楽しむことができる。以下にそれぞれの作者とどのオリンピックなのかと内容をまとめる。三島由紀夫・東京オリンピック(1964年)・観戦記。中野好夫・東京パラリンピック(1964年)・観戦記。沢木耕太郎・アトランタオリンピック(1996年)・観戦記。(つづく)

2017/10/26

あきぽん

古代から未来までを網羅する、オリンピック噺9編。執筆陣は三島由紀夫、筒井康隆、沢木耕太郎、小川洋子など(翻訳物含む)。時代順不同で内容もバラバラ、疾走感あふれる読む「いだてん」です。さあ、体とココロを動かそう‼

2019/07/06

めろんラブ 

本書はオリンピックにまつわる小説、エッセイ、観戦記などを集めたアンソロジー。タイムリーかと思ったのですが、ギリシア奇談あり、東京オリンピック・パラリンピック観戦記ありと、ラインナップに古(いにしえ)感満載、渋さ全開でした。今なの、リオなの、という方には『Number』などがオススメw三島由紀夫の生真面目さや、山際淳司のスポーツジャーナリスト魂、田中英光の私小説の瑞々しさ、筒井康隆のおふざけ具合などが印象的でした。リオオリンピックも残すところ約一週間。全てのオリンピアンが、ケガなく輝けますように。

2016/08/15

けいた@読書中はお静かに

オリンピックにまつわるアンソロジー。7月の京都京都旅行で恵文社に行ったときに購入して、オリンピックをまたぎながらちょこちょこ読んでようやく読了。三島由紀夫は堅い生真面目な文章の裏できっとオリンピックを楽しんではしゃいでいたのではなかろうか。イメージとのギャップが面白い。山際敦司の「たった一人のオリンピック」もよかった。「スローカーブをもう一球」も読んだことあるけど、当時は印象に残らなかった作品でしたが、今回は楽しめました。

2016/09/02

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