神々の魔術 (上) 失われた古代文明の叡智
神々の魔術 (上) 失われた古代文明の叡智 / 感想・レビュー
たいぱぱ
お久しぶりです、ハンコックさん。正装したムー(雑誌です)という印象の「神々の指紋」から20何年、世界中にある洪水伝説の謎を追う前半は面白く読みました。しかし後半が読みにくい。論点がはっきりせず残念です。テレビでもお馴染みザヒ・ハワスを相変わらず扱き下ろしてるのには笑いました。
2016/08/18
どんたこす
12800年前ヤンガードリアス期に彗星の衝突があり、世界は大洪水に見舞われた。その時、前史文明の生き残りが神々として再興を目指し我々の祖先に文明を伝えた。信じるか信じないかはあなた次第の世界ではあるが、神々の指紋が大好きな自分としては大いに楽しめた。
2019/12/20
harhy
「神々の指紋」から少し時間を置いて掘り下げた本。そこからもう少し科学のメスを入れて、今から1万3000年くらい前の短期間あったというヤンガードリアス氷河期が彗星衝突で起きて、その時やその後の急速な温暖化の過程で大洪水が発生したとか、その時古代の高度な文明が失われ、その記憶(伝承や神話)や少ない遺産で再度文明が発展したとか、エジプトやトルコ、メソポタミアの遺跡をたどりながら遠い過去を推理。冗長な感もあるが、いろいろ面白い。次は下巻だな。
2022/12/15
とし
超ヒットした『神々の指紋』から20年、グラハム・ハンコックの古代文明に関する最新レポート。発行が2016年だから、まさに最新版。読みやすい本ではないけれど、古代の超文明とかアトランティスとかへの憧れがあるなら興味深い内容です。しっかし、古今東西、アカデミズムってのは体質がぜんぜん変わらんのだなぁ。自ら「本流」を自認する学者連中の意識は、異端審問で「地動説」を抹殺しようとした時代から、まったく変わってない。確固たる根拠をもって自説を語る気鋭の学者たちの怨み節が、随所に見て取れるのが困ったもんだ。
2016/05/22
よしひろ
古代の不思議と、インド哲学を感じた。
2016/05/05
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