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九十九怪談 第七夜

九十九怪談 第七夜

九十九怪談 第七夜

作家
木原浩勝
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-05-31
ISBN
9784041015520
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九十九怪談 第七夜 / 感想・レビュー

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キンモクセイ

本物の怪に理由はない。今まで何もなかったのに、ある日突然自分に降りかかってくる恐怖。オチがなく曖昧さが残るからリアルだ。18歳の頃だったか真夜中の海で見た女性は目を離したら秒で跡形も無く消えた。これは理由もないしオチもないただ暗い海を見つめていた。寝ていなくても怪異に遭遇することもあるんだなと実感した体験だった。「お見合い」お見合い結婚した母は最初は断った。それから寝ていたら子供の泣き声がする。誰かわからない子。そうこうすると、子供から大人になっていく。その男性は断った男性だ。いじらしくなって決断した。

2021/07/23

瑪瑙(サードニックス)

この巻は怖い話が多かったです。人の強い思い、例えば未練とかはきっと残るものなのでしょう。他人を巻き込もうとする強い思いが恐ろしかったです。 【すみません。私が読んだのはこちらの方でした。登録しなおします】

2019/12/15

ラルル

こちらより「怪談狩り」が新耳らしさを残しているかなと思っていたけど、ここに来て逆転か?今回はなかなか良かったです。表紙をめくった先にある本編に関連した写真もまた楽しい。自衛隊駐屯地の話はいつでもハズレ無しですね

2015/11/12

しおつう

自分にも経験はあるのだが、ん?おかしいなあ、まあいいか、と、少し腑に落ちないけれどもやりすごしてしまうような不思議な現象がある。後で考えてもどうにもおかしい。そういう不思議話が多く掲載されており、作られた感が少ないのが特徴。

2022/10/24

ひなにゃんこ

★4 安定の面白さ。当初は『新耳袋』の後、ネタも尽きてきたところを無理に後継的な感じで続けてしまったという感じで、1話1話が弱く薄味になったような印象だったけど、最近はなかなかに濃い目新しさもある話も多くて、それなりに満足できるようになった。 *今回は、ホテルや旅館の怪談にインパクトがあった。特に沖縄のいくつか、迫力がある。やっぱり悲惨な戦争の影が濃いせいか。

2014/07/29

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