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万能鑑定士Qの謎解き (角川文庫)

万能鑑定士Qの謎解き (角川文庫)

万能鑑定士Qの謎解き (角川文庫)

作家
松岡圭祐
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-05-24
ISBN
9784041016251
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万能鑑定士Qの謎解き (角川文庫) / 感想・レビュー

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Yunemo

シリーズ通巻20冊ですか。相手は中国。何だか、「催眠シリーズ」、「千里眼シリーズ」にどこか似かよって来たかな。本作品、前作までと一味違ってかなり練られていると感じます。解説にもあるように、今起きている現実が、本作品に直に反映させられています。というより、主題になってます。変に政治的なメッセージを表現することなく、イデオロギー的な見方をせずに、良い点なんでしょうが、ここに物足りなさがあるのも事実。ちょっと冗長になるぐらいの知識の出し方、鼻につく場面もありますが、今回のスピード感が心地よく読了。

2014/05/25

りゅう☆

中国の偽物商品の摘発に尽力するBICCの依頼で、复制组の工場内の隠匿を明らかにしボス逮捕に協力する莉子。無事に解決し帰国。だが解決してなかった。一方、日本と中国の洋上鑑定で弥勒菩薩像が奪われのに日本が譲ったという偽報道が。次は瓢房三彩陶を日本が奪ったという。そこで鑑定した莉子は批判の種に。真相解明に悠斗と福岡、釜山、北京、贋作村再び北京へ。見抜いた洋上鑑定の裏、复制组の実態。危険な状況ありきも人の死なないミステリーで安心して読める。莉子と悠斗の関係が一歩進んだ?やっと「付き合う」という言葉が出てきたよ笑。

2020/11/23

どんちん

・・・またまた今回は随分と大胆な設定だったw正直、どこまでがうんちくなのかわからなかった。話のでかさはともかく、小笠原と莉子の進展には少なからず安心した。これでQシリーズも完結?まぁそれも悪くはない余韻を残した結末かなと思ったが、解説によるとまだまだ続くようで。「二人の関係の変化に注目」って、昔のトレンディドラマを踏襲したような展開だね。つきあうのにこれほど時間がかかったんから、今後のドタバタにどれくらいの時間をかけ、ゴールまでいくのだろ?それより、3か月も海外に一緒にいて,,,ちょっとおかしいねwww

2014/10/11

にいにい

今月、本が読めてない。仕事が次から次へと。そんな中、本シリーズは、サラッと読める。凜田莉子今回の相手は、中国、緊張状態にある日中。弥勒菩薩像、瓢房三彩陶、二つの文化財を巡る外交案件。それと絡むスポーツ政策の犠牲。読んでいて、強く感じる松岡圭祐の凄さ。日中の緊張や、中国の広報戦略のうまさ、後手後手な日本の対応、多くの人が感じる苛立ちを効果的に織り込む。又、中国からの視点も描く。政治的テーマをエンタメに仕上げる腕前には感歎。実際、日中の衝突も、ボタンの掛け違いが生む齟齬は小さくない。シリーズ転機の一冊か。好感

2014/07/27

月島雫

読むのに大変時間が掛かりました・・中国名覚えづらいし全体的にモヤモヤする展開で。でもそんな雰囲気を打破してくれたのは悠斗でした!今回は要所要所で場を明るくしてくれて大活躍。中盤の貨物船シーンとラストシーンは素敵でした。そして何よりついに読者が待ち望んでいた展開に!ここまで読んできて本当に良かった。だからこそ実写化キャストが残念でなりません。主役2人のせいで観る気が起きない。

2014/06/05

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