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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図 (角川文庫)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図 (角川文庫)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図 (角川文庫)

作家
太田紫織
出版社
KADOKAWA
発売日
2014-06-20
ISBN
9784041016305
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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図 (角川文庫) / 感想・レビュー

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た〜

シリーズ初の長編にして、前巻からの関連が深くぶつ切りなラストで次巻に続く、という状態。その次巻は11月か、先は長いな。

2014/07/16

ひめありす@灯れ松明の火

私達は皆、頭の中に蝶を飼っている。思考をつかさどる脳を頂き、耳・口・目・鼻あらゆる感覚器官へと繋がる、頭の中にすむ一匹の蝶。それは幽世と現世を繋ぐ、変化の兆し。だけど私達はそれにいつしか乗っ取られてはいないか。何処へ行こうとしているのだ、私達の心と思考は。何を望んでいるのだ、この蝶は。そして何かあった時にこの蝶を私達は羽ばたかせずに、その場で杭撃つ事が出来るだろうか。シリーズ最初の長編は、過去と現在をし、死んだ人と生きた人を繋ぐ物語でした。食べ物は絶好調に美味しそうで、読んでいるだけで肥えてしまいそうです

2015/12/19

Susumu Miki(Dik-dik)

前巻の内容を受けて、シリーズ初の長編。今回は旭川を離れて函館へ。正太郎と櫻子さんの調査による「現在」パートと、叔父さんの記録に基づく「過去」パートでお話は行ったり来たり。かといって読みにくいかと言えばそんなことはないです。前巻から仄めかされてはいましたが、どうやら「シリーズ全体としてのストーリー」が存在するようなので、そこは楽しみです。

2015/11/16

少し謎が明らかになり新たな謎が現れる。サスペンス色が強くなってきた。この先はどうなるのかな?

2020/05/31

よっち

櫻子さんの叔父の調査していた十年前の事件との関連性を探るため、二人が函館で調査することになる第五弾。過去の事件は自殺であったのか、他殺であったのか。十年経過した今再び調査したことで明らかになってゆく、関わった人たちの被害者に対する未だ消えぬ恨み・悔恨...同時に櫻子さんや叔父の過去も明らかになっていって、ある意味櫻子さんらしい過去を精算するような提案をする意外な一面もありましたが、違和感を抱えながら最後で反転する急展開は圧巻。懸念していたことが顕在化してしまった今、正太郎と櫻子さんの今後が気になりました。

2016/01/18

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