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財務省の階段 (角川文庫)

財務省の階段 (角川文庫)

財務省の階段 (角川文庫)

作家
幸田真音
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-05-24
ISBN
9784041016367
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財務省の階段 (角川文庫) / 感想・レビュー

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Lara

幸田真音氏の作品には珍しい、ホラー経済小説。短編6作品。ホラーと言っても、猟奇的、恐怖を煽る、そんな作品ではない。ただ、舞台となるのが財務省、テレビ局、国会、巨大銀行等で、そもそもそこで働く人たち、関係者は、欲得まみれの妖怪みたいなものかもしれない。

2023/04/16

いたろう

短編6編。真音さんには珍しいホラー。その舞台は、国会議事堂、日本銀行、メガバンク、財務省、テレビ局、そして、与党の幹事長室と、真音さん得意の経済・金融の現場から、政治の舞台、経済分野の報道の現場まで。まるで都市伝説のような話が連なるが、そもそもが、魑魅魍魎が跋扈する金融、経済、政治の場で、怖いのは、この世のものならぬ存在なのか、はたまた、そこにいる人間そのものなのか・・・。その世界そのものが、実態が見えないホラーの世界なのだから。

2016/09/11

shiozy

スーパーに買い物に行ったついでに本屋さんへ寄った。時間がなかったので、中身も確認せず、タイトルを見て二冊速攻で買って帰った。あちゃー、二冊とも既読本だった。本書は、日銀や議事堂や財務省などそれらしい標題がついているが、幸田真音らしからぬ怪奇ものである。どこか尻切れトンボ風な終わり方で少々物足りない。焦るとろくな買い物をしないという典型である。(涙)

2015/04/24

luther0801

金融ホラー短編集。全部、オチがよく分からなかった。

2015/12/21

ジーク

階段と怪談ですか…。全ての話が絡み合って、で、うーん。個人的には金融市場の窓が良かったかな。

2014/08/05

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