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てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書 (角川文庫)

てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書 (角川文庫)

てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書 (角川文庫)

作家
黒川博行
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-09-25
ISBN
9784041019399
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てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書 (角川文庫) / 感想・レビュー

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修一朗

大阪府警シリーズを順番に読んでます。初出は1987年の作品,なので電話帳と血液型を駆使しての捜査ってとこも楽しめる。黒マメコンビの短編集と思いきや,吉永/デコちゃん,ブンさんも御登場の混載品だった。軽妙な会話を楽しんでいると話がするする頭に入ってくる名人芸はこのころからすでにあってその上トリックも秀逸なのが初期作品の楽しいところ。雑誌で「セリフの名手黒川先生」という記事を読んで,あの文章は徹底的な推敲した末に出来上がったものだと知って驚いた。トリックが秀逸と思う「てとろどときしん」がお気に入り。

2021/07/17

ehirano1

相変わらず軽快でサクサク且つ、掛け合いが最高です(中毒になりそう・・・)。特に黒マメコンビは良いですね。シリーズがあるそうなので是非ともと思っています。

2019/05/05

papako

大阪府警シリーズ。ラストは短編集でした。黒マメや吉永が登場する。短編なので、テンポよく進む。殺人から下着泥棒、恐喝など事件も幅広くて楽しめました。あとがきを読んで、黒マメの会話を考える時に大阪の古典落語を頭に置いていると書かれていて納得。漫才って言われるよりもしっくりきました。 もう、大阪府警のみんなに会えないのかなぁ。このシリーズ読んで良かったです。悪徳警官モノより断然良かったです。

2016/10/28

森オサム

著者の初短編集。「大阪府警捜査一課シリーズ」で、色々な刑事が出て来ますが、かなり面白かったです。30年くらい前の作品ですので、科学捜査の部分では時代を感じる。今では成立しないトリックも有るし。しかしそれは仕方ない所なので、大阪弁の軽快な掛け合いを楽しみながら、捻りの効いたオチで更に楽しむ、おススメです。ただ本作の書かれた87年から91年は私が大阪に住んでいた時期なので、懐かしくてひいき目にはなるんですが。大阪球場に南海ホークス観に行ってたからなぁ、「あぶさん」も集めてたし。すいません、関係無い話で(笑)。

2017/05/10

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

大阪府警シリーズの短編集。「黒マメ」コンビの話が三作と他が二作。短編なのである程度筋が読めてしまったり、あるいはいきなり解決編になったりする感もあるけれど、その辺はご愛敬。この中ではやっぱり黒マメコンビのテンポの良い会話が良いなぁ。★★★

2020/01/06

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