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大年神が彷徨う島 探偵・朱雀十五の事件簿 (5) (角川ホラー文庫)

大年神が彷徨う島 探偵・朱雀十五の事件簿 (5) (角川ホラー文庫)

大年神が彷徨う島 探偵・朱雀十五の事件簿 (5) (角川ホラー文庫)

作家
藤木稟
THORES柴本
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-10-25
ISBN
9784041019719
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大年神が彷徨う島 探偵・朱雀十五の事件簿 (5) (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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Yuna Ioki☆

1526-222-53 ☆メイ探偵祭№9☆ 朱雀十五シリーズ第五弾。相変わらず朱雀が後半にしか出てこない(笑)律子をストーリーテラーにし、事件の全貌があらかた出揃った時点で朱雀登場(笑)田舎の閉鎖された地区でしかも閉鎖された社会での閉塞感が漂うミステリ。

2016/06/29

カナン

古い因習に支配された謎めいた儀式の島…はミステリの王道だとして。フルコースを更に大盛りで!のような、これでもかというほどに過剰装飾された前作までの文章が、まるで軽食レベルと云っていい程にまですっきりしていて、そっちの方に驚き。前作が重すぎただけだろうか。事件は次々起こるのですが烏合の衆が騒ぎ立てて右往左往しているだけなので、律子には申し訳ないが後半で朱雀が現れた時には安堵の溜息が。毎回こんなとこまで京極堂に似なくていいのに。でもこういうド派手な舞台装置も、それを玩具のようにして笑っている朱雀も好きです。

2014/10/28

和夜

孤島で起こった怪奇連続殺人。他の方も書いているように藤木先生の中では割と読みやすい巻なのかも。動機やトリックは置いといて、犯人はなんとなく察せた。結末は悲しかったけど最後の御剣さんは正直なくても良かった気がする。後付け感がなんとも…。祟りも怖いけど人の執念も怖いですね。朱雀シリーズはこれで最後なのかな?朱雀が盲目になった原因とか知りたかったなー。せっかく最後なら名前だけでなく柏木君も登場してくれると嬉しかったです。

2018/10/26

マカ

朱雀十五シリーズ第5弾。閉ざされた島とか村とか閉鎖的な環境がそんな風習を生むのか、はたまた風習のせいで徐々にそうなってしまうのか。こういう設定はよくあるものだけど、何にしても1番怖いのはやっぱり人だよなと思わせる。しかし律子や、何故自分から危ない目に遭いに行くんだ。今回も彼女の行動はヒヤヒヤものだったよ。刊行作はこれで全部読み終わったけど、朱雀シリーズはこれで終わりなのだろうか?

2017/05/07

紫鈴

だんだん読みやすくなってきたのに、この巻で終了らしい。律子が替え玉で漁村の祭りに行くことに。次々と村での重要人物が死んでいくのはまるで神罰。生神役の律子が居なくなってるのに騒がれないの謎。朱雀が事件を解きながら、刑事の宮本や黒松をイジるのが面白い。☆4

2022/01/30

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