やりすぎマンガ列伝
やりすぎマンガ列伝 / 感想・レビュー
たまきら
ほほえましいやりすぎから、子どものころ不快感をおぼえたやりすぎまで色々登場します。はだしのゲンがトラウマ、今も昔も不変ですねえ…。基本少年漫画ですが、新旧混合で自分的に脳裏に浮かんだやりすぎは、スポーツもの:アタックNo.1、学園もの:ビー・バップ・ハイスクール、アクションSFもの:うしおととら、やりすぎ性愛:BE FREE!かなあ…。こういうのは仲間とワイワイ考えるのが楽しいだろうな。
2023/01/19
ホークス
1960年代後半から90年代の「やりすぎマンガ」32作にユルく熱くツッコむ。「アストロ球団」のジャコビニ流星打法には驚いた。「プロゴルファー猿」は少年誌で堂々と賭けゴルフ。ホークスの至宝「あぶさん」は最早ファンタジー。「漂流教室」「サバイバル」「アシュラ」はトラウマ。白眉は「ハレンチ学園」の再評価だ。教育センター(PTAと国)による凄惨な殺戮シーンは、自由な精神を求める作者の叫びだ。しかし、成り行きで享受するだけの自由は、いずれ富と共に霧消する。後にはお互いの踏み絵を突き付けあう、息苦しい世界が待っている
2017/04/23
スプリント
取り上げている作品は有名所ばかりですが、今では考えられないプロットや表現が新鮮で楽しめました。
2016/06/05
yyrn
やりすぎは良くない。一線を越えると、それまでの世界が何かつまらなく思えて、さらに過激を求めてキリがなくなてしまうから。「巨人の星」や「あしたのジョー」を上回ろうとするあまりにトンデモな話がどんどんエスカレートしていく様子が、漫画家の心理や編集者らのあおりが後日談として語られている。人間の欲求なのかもしれないが、でもやっぱり、やりすぎは良くないよ。荒唐無稽を通り越して、恐れや恐怖が植え付けられれば、外の世界へ踏み出せなくなってしまう。ネット社会がそれに拍車をかけるかも。マンガやドラマって影響力あり過ぎだよね
2017/04/30
あちこ
わたし用に借りた本。ちょっと年代が上だったわ。名前すら知らないマンガばかり。今のマンガと比べて、現実に則したファンタジーが多かったのねえ、という印象。
2016/04/27
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