土方歳三 (下)
土方歳三 (下) / 感想・レビュー
とし
土方歳三(下)最後まで新選組副長土方歳三としてこだわり続けた生き様に感銘を受けますね。ちょうど今年土方歳三終焉の地を訪れることが出来良かったです。
2018/10/25
優希
油小路の変から函館戦争までが描かれています。新選組の衰退ではありますが、ここからが土方の真骨頂といったところでしょうか。激しい時代において自分を曲げなかった土方はやっぱり格好良かったです。新選組から旧幕府軍へと身を置く場は変わっても、組織を率いる力は流石でした。試衛館の頃からの仲間との別れの辛さを味わいながらも戦い続ける土方は最後まで本当の侍だったと言えるでしょう。新選組黄金期に比べると重いし切なかったです。総司たちとあの世でも新選組をやろうと言う最期に涙が出そうになりました。
2015/07/20
Die-Go
致し方ないのかも知れないが、土方歳三を描こうとすると司馬遼太郎の『燃えよ剣』を引き合いに出さざるを得ない。そこから鑑みて『燃えよ剣』を芳醇で切れのある日本酒とすると、本作はその日本酒を水で薄めた感じになってしまう。軽いノリが目立ち、それがいいと言う向きもあられるかとは思うが、自分には合わなかった。★★☆☆☆
2017/06/30
starbro
上下巻約700P一気読みしました。今回の「土方歳三」はハードボイルド&ラヴ・ストーリーでした。ぶれない漢(おとこ)、土方歳三が存在したからこそ新撰組が活躍できたんだと思います。しかし日本人は滅びの美学的な物語が好きですね!新政府軍を主人公とした作品があまり書かれないのも良く解ります。
2015/07/07
ベロ
★★★★☆ 上巻に続いて楽しめた。史実を知っているのに変わってほしいと願う自分がいた。
2018/05/21
感想・レビューをもっと見る