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田舎でロックンロール

田舎でロックンロール

田舎でロックンロール

作家
奥田英朗
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-10-31
ISBN
9784041022535
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田舎でロックンロール / 感想・レビュー

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風眠

文中に出てくるオクダ少年を、オタク少年と何度も読み間違えてしまった。字面、似てるんだもの(笑)そういう私も小学校高学年くらいから、かなりのオタク少女でした。私の場合はジャズ。ジャズ以外にも、UKポップ、インディーズ、はっぴいえんどやティンパンアレイなんかも聴いてたな。当時は音楽を習っていたので、CD聴いても勉強みたいになっちゃってたけど、音楽を本業にしないで就職してからやっと、純粋に音楽を楽しんで聴けるようになった。だからかな、奥田さんの書いてることに共感しっぱなしだった。オタク万歳、万々歳!な一冊。

2015/06/13

紫 綺

エッセイとは知らずに読了。奥田さんって同い年生まれだったんだな(1学年違いだけど)。私も小学6年くらいから洋物を心酔し、ロックが大好きだったので、どえれすげく共感しまくった!我が音楽史とほぼシンクロしている。70年代のロックはサイコー♪田舎のロック少年の短編も清々しい青春の証的一冊。

2015/02/26

starbro

私はオクダ少年よりも一世代下なので、必ずしも同時代性は感じませんが、ニューミユジック・マガジンの愛読者であったり、FMラジオでお気に入りの曲をエアチェックしていたり等、共通点も多く大変懐かしく読みました。オマケの短編も魅力的な仕上りです。著作にはあまりロック少年の雰囲気は感じられませんが、ロック魂で小説を書いているのでしょうか?

2015/01/06

ポップノア♪@読書停滞中

「ナオミとカナコ」の作家さんとは思えないほどコミカルです。文体が非常に面白く引き込まれるので、立ち読みで読破してしまいました。奥田先生ゴメンナサイ(笑) 同世代ではないですが、田舎在住の音楽好きとして共感できる場面が多々有り、オクダ少年も愛らしくニヤニヤしてしまいます。ロックというよりはポップって感じですね。頭カラッポにして笑いたい人にオススメします。文庫本出たら買います。ちなみに、ドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」は超名盤!こっちもオススメです。

2018/02/28

再び読書

予感通りの一気読みです。丁度奥田氏とは5歳離れているだけなので、ある程度当時の音楽シーンかわかるので、面白い事この上ない。ただ、この5年は意外と大きいと感じる。レコードを集めたい、いや聴きたいと思うのは、この年代故のかなり重要な欲求だ。幸いぼくはプレーヤーとラジカセがあり、レコードからの録音は可能だったので、恵まれていたと言えるが、それだけ薄かったたも言える。音楽へのこだわりが楽しい。エアーチェックという死語が懐かしい。確かに40年前といわゆる新譜の値段がほとんど変わっていないので、購入は当時厳しかった

2016/09/09

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