ひみつのひでお日記 (単行本コミックス)
ひみつのひでお日記 (単行本コミックス) / 感想・レビュー
ホークス
「ぶらぶらひでお絵日記」の続きで09年10月〜。今回も女子高生がいっぱいだけど丸っこい絵柄でエロくは感じない。レトロなSF風味のキャラクター、膨大な映画や漫画や小説が日記らしく無造作に出てきて飽きない。適当に力が抜け、気楽にヘラヘラと読めるのが嬉しい。相変わらず鬱の気配濃厚で、散歩中に突然落ち込みが来てドキッとする。アル中も執念深く追ってくる。絵の中ではのほほんとしていても、又自業自得な面はあるとしても過酷な毎日だろう。立派さ、強さ、抜け目無さ等には「もうウンザリ」という気持ちを救ってくれる著者に感謝。
2018/09/30
友和
他人の日記を読むのは楽しい。
2014/12/06
目黒乱
心の病があって、アルコール依存症であるという点を除けば、僕にとっては理想の日常が描かれている。本読んで、テレビ見て、お菓子食べて、寝るだけ(仕事は少し)。締め切りのある仕事は心の病が出るのでやらないとのこと。僕もこんな生活したい。
2014/09/29
阿部義彦
再読、ちょうど東日本大震災があった頃前後の話題です。吾妻さんことごとく円城塔の評価は△なのか?うーむ。桜庭一樹や岸本佐知子は〇なのになー。この頃萩尾望都さんと一緒に仕事してたのか。いしかわじゅんや山本直樹、とり・みき等の漫画仲間も沢山登場します。相変わらずうどんじゃじゃ麺を食べまくってます。断酒会にも参加してます。締め切りのある仕事はやめて、描き上がったらで良いような仕事をするのが目標だそうです。筒井康隆じゃあるまいし漫画家でそんな事出来るのかしら?
2018/10/16
くり坊
も一冊、吾妻ひでお。ブログを再編集した単行本。2009年10月から2011年5月の絵日記(前書き&後書き2014年)。JKのスケッチほぼ毎日(かわいい!)。読書記録や映画のメモが、不思議に面白く、所々参考になる。岸本佐知子さんは「ナンセンスの基本がわかっている人だ」というのには、とっても賛成であるけれども、吾妻さんにナンセンスを評価されるっていうのは、うーん、これは名誉なことかな。でもシュールだ。
2014/09/30
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