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ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問 (角川文庫)

ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問 (角川文庫)

ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問 (角川文庫)

作家
河野裕
友野詳
秋口 ぎぐる
柘植 めぐみ
安田 均
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-04-25
ISBN
9784041023822
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ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問 (角川文庫) / 感想・レビュー

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hnzwd

短いフレーズで謎を提示し、それにYESかNOで回答できる質問を繰り返すことで謎の真相を当てる推理ゲーム。そんな推理ゲームを楽しむ食事会に招かれた主人公達が語る謎とは??友達の話なんだけど、、で始まる話が自分の話であることはよくあるし、伏線があるわけではないので、カタルシスもそこまでではない。この話の一番の魅力は、やはりこのゲームそのものにある気がする。実際に発売もされてるようなので、、機会があればやってみたいかも!

2015/04/29

瀧ながれ

出題者が発した一行か二行程度の文章に、回答書たちが質問(イエスかノーで答えられるもの)をして、その全貌を推理する、というゲームに興じる一夜を描いた一冊。ミステリーの短編が並んだような作りで、少しずつ読み進められるのが楽しかった。作品の構成は似通っているが、複数の作家による競作なので、それぞれの雰囲気が異なり、飽きずに読めたのも嬉しい。

2015/05/01

のいじぃ

読了。イエスとノーで解かれていくシンプルな謎に隠される人の罪を集めた物語。大元のゲームがあるようですが、こちらは知りませんでした。全体の構成は例えるならば、星座とその解説のあとにちょっとしたSSを付けた感じになり、嫌いではないです。物語としてもそれぞれ担当の人物がいてアンソロジー的なのも良いですし、ゲームも実際にやってみると個性が垣間見れそうで面白そうではあります。ただ、今作では問題に魅力がなく、人の悪意に於いてはありきたりのまま収まっているのがやや残念。もし次があるのならばもう少し冒険しても良いのでは。

2015/07/22

星群

「イエス」と「ノー」で、謎の真相を導きすって興味深いなと思ったら、ゲームが原案になってるんですね。登場人物も、後ろめたい何かをかかえてる。『ブラック』なミステリーなので後味はあまりよくなくて、登場人達にも共感できず、後半少し走り読みしてしまいました。他のに比べてブラックではない『のろま』が印象的でした。

2020/02/27

Nanami

出題者が「倉庫にたくさんの食糧が残されていた為、島は地獄となった」など1分の問題を出し、解答者が「島は無人島?」などイエスかノーで、答えられる質問をする。そして、隠された真実、状況をあてるという推理カードゲーム「ブラックストーリーズ」の小説版。12の問題があり、さくさく読める。それだけではなく解答者たちの真実も面白い。軽い連作短編のようでした。悲しい話が多いけど、リアルでこのゲームをしたら、ハマりそう。続きがでたらいいなぁ。

2015/08/01

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