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全国怪談 オトリヨセ (角川ホラー文庫)

全国怪談 オトリヨセ (角川ホラー文庫)

全国怪談 オトリヨセ (角川ホラー文庫)

作家
黒木あるじ
出版社
KADOKAWA
発売日
2014-09-25
ISBN
9784041026083
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全国怪談 オトリヨセ (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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夢追人009

これは本当にイイ企画ですね!全国47都道府県の怪談噺が1つずつ平等に掲載されていて、誰もが自分の故郷の怪異を楽しんで読めて、オマケに昔からの土地ならではの謂われを知る事もできて勉強になるのですからね。どれもいい話で選ぶのに非常に迷いますが、とにかく数多く紹介したいですね。という事で私の住む奈良県は『駄洒落の罰』奈良へ修学旅行に行った中学生でRという下らない駄洒落をやたら連発して皆から嫌われるお調子者の生徒がいた。法隆寺に拝観に来た時に事件は起きた。国宝の百済観音像を見学している時にRが思わず言ってしまう。

2021/02/21

モモ

47都道府県の怪談実話。それぞれ歴史的事実が載っているのがいい。一番怖かったのは、なんだか怖くて書けないが、桃が霊力を有し邪気を祓う食べ物だということが証明されたのが興味深かった。

2020/07/25

あたびー

自由に旅行もままならぬ日々…実話怪談で旅に出ることにしました…それにしても日本各地津々浦々怪談にまつわる土地があるものですね。概ねその地の怪談でしたが、なかに岡山の桃にまつわる話は面白かったです。離れた土地へ行っても悪霊を恐れさせる岡山の桃最強!!自分に関係のある土地の怪談はもちろん興味深く読みましたが、岐阜のカキ田(木偏にノ、弟の下半分みたいな字)の墓へ何故来ないと夢で迫る老人の話は怖かったです。情報を呼び掛けておられましたが、なにか分かったのでしょうか?

2021/08/03

HANA

実話怪談集。各県から一話というコンセプトは非常に面白い。過去に似たような内容のゲームをプレイした事がありそちらが惨憺たる出来だったせいで初めは不安だったのだが、どの話も各地に密着した話で極めて興味深い。馴染み深い場所、関西ならあそこか、とほくそ笑んだり、居住県にそんな場所があるの知らなかったり、先に読んだ本と共通項があったりと個人的な事で楽しめた。ただ一部を除いて震え上がるような怖さの話がなかったのが残念。例外として嫌だったのが岐阜。前述のゲームでもとりわけ嫌さが目立ったし、何かあるんじゃないの?あの県。

2014/10/07

キンモクセイ

北海道から沖縄までの怪異体験談を集めたまさにオトリヨセ。有名な心霊スポットで体験してしまった話は、あぁ絶対にあの場所だとわかる。心霊目的で行ったわけじゃないのに偶然遭遇する怪に運悪く当たってしまう場合も多い。怖さはなく薄いのですぐに読める。自分じゃ体験したくなくても怖い話は好きなら読んでみるのもいいかも。ただ、怖くなかったのに読了後に体調を崩してしまったので疑問も残る。偶然かな?このシリーズの恐怖大物産展も後に続き読もうかと思ったけど間を置こうか迷っているけれど。

2020/04/26

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