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小説 秒速5センチメートル (角川文庫)

小説 秒速5センチメートル (角川文庫)

小説 秒速5センチメートル (角川文庫)

作家
新海誠
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-02-24
ISBN
9784041026168
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小説 秒速5センチメートル (角川文庫) / 感想・レビュー

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ユー

新海ワールド2冊目。映画は未だ見てませんが、この内容を頭の中で想像するのも悪くないですね。「初恋」から「大人の恋」まで、ずっと初恋を引きずったままの主人公。人の気持ちには、やはり相手は敏感に感づきます。もっと見て欲しい、聞いて欲しい、話して欲しいと相手は思っています。「向き合う」事の難しさ。

2017/03/29

遥かなる想い

遠野貴樹を軸にした 三つの短編集である。 映画のノベライズ本らしく、ひどく 映像的で、各場面が鮮やかな色に満ちている 印象である。 人生における 出会いと別れを 清冽に 描く。 大切な人と過ごした時間の意味を さりげなく問いかける、切なく 心に染みる 短編集だった。

2018/11/18

寂しがり屋の狼さん

桜の花びらは貴樹と明里の淡い初恋🌸その思い出は決して地面に触れることなく、秒速5センチメートルの速度で2人の胸の中を何時までも舞い続けているかな(*^.^*)

2020/01/04

オセロ

どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。 互いに特別な想いを抱えたまま小学卒業と同時に離れ離れになった貴樹と明里の再会を描いた[桜花抄]。 高校生に成長した貴樹に恋心を抱いた早苗の葛藤を描いた[コスモナウト]。 そして大人になった貴樹が様々な恋に墜ちる中で浮き彫りになる明里との初恋がいかに特別なものだったのかを描いた[秒速5センチメートル]。 3部構成で描かれることで貴樹の心境の変化などが丁寧に描かれていて、特にラストはちょっぴり切ないけれどグッとくるものがありました。

2022/01/01

せ~や

「ハッピーエンドじゃなかった」とよく聞くけど、私はハッピーエンドではないか?と思えてくる。主人公は何か引っ掛かるものを持ちながら、日々を過ごして、最後にやっとすれ違う。文章だけの印象だけど、すれ違った後の一歩は、いろんなものから一歩踏み出していこうとする、それぞれの決心みたいなものを感じて、少し変わったハッピーエンドのように思えた。

2016/09/20

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