KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

小説 君の名は。 (角川文庫)

小説 君の名は。 (角川文庫)

小説 君の名は。 (角川文庫)

作家
新海誠
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2016-06-18
ISBN
9784041026229
amazonで購入する Kindle版を購入する

小説 君の名は。 (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

へくとぱすかる

あとがきを読むかぎり、これは小説のノベライズと原作小説の中間。同時進行というわけだ。上映時間の制限からも、複雑さはさほどではないが、至る所に作品の大仕掛けにかかわっての描写があって、一種の詩的な雰囲気をかもし出す。いわばSFで書いた長編詩。一気に読みました。ボーイ・ミーツ・ガールに、新しいパターンを開いたかもしれない作品。こうなったら映画を観に行くしかないな。

2016/10/02

相田うえお

★★★★☆ 日本古来の風習と奇妙な伝説の奇跡を融合!この作品を読むと、強い思いがあれば未来は幸運な偶然が起こると信じたくなります。 読了後考えずにはいられないことがありました。それは、、夢の中のことは殆どがいつの間にか忘れてしまう。もしかすると記憶に残しておきたいような大事なことや大切な誰かを忘れてしまっているのかもしれません。そして日常の毎日において気付かない間に、何処かで自分にとって大切な人とすれ違っているのかも知れません。

2016/10/04

シータ

主人公の瀧とヒロインの三葉が夢の中でお互いの体に入れ替わり、お互いの私生活を過ごしていくんですが、まずこの時点でワクワク感あって面白かったんですが、そこからのストーリー展開には度肝を抜かれたというか、ずっと没入しまくってた。最後の最後までハラハラさせられたがハッピーエンドになって良かったと心から思った作品でした。新海誠の過去作の秒速と対比していて、秒速のバッドエンドがあったから余計に君の名は。のハッピーエンドでカタルシスがやばかったです。

2016/12/13

にいにい

話題の映画作品の監督みずから執筆された原作小説。文字だと細部を繰り返し振り返れて、主人公の心の揺れ方にも、入り込み安いかな。3・11にも、繰り返しを知らせるシステムがあれば、パラレルの希望も。続きは、想像に任されるより、監督の答えも、もう少し有っても良かったかな?

2017/03/18

風眠

夢の中で出会った「君」。まだ会ったことのない「君」。スマホやノートに残された「君」の痕跡。確かにふたりが入れ替わっていた証。たとえ会ったことはなくても、心は動く、理屈ではなく人は恋に落ちる。胸がちぎれるほど会いたい、まだ会ったことのない「君」。「君」を助けたい、「君」の助けが必要。夜空に降る彗星が「君」の未来を奪ってしまわないように。自分ではどうにもできない事態だろうと、諦められないものは、諦められない。だからひた走る。「君の名」を胸に刻みつけ、未来で「君」と出逢えるように。そして「君の名」を呼びたい。

2017/03/03

感想・レビューをもっと見る