空想科学読本 正義のパンチは光の速さ!? (角川文庫)
空想科学読本 正義のパンチは光の速さ!? (角川文庫) / 感想・レビュー
ひめありす@灯れ松明の火
私達がまだうら若き女子高生だった頃、このシリーズが流行っていて先輩達と「悪の組織を作るにはどうしたらいいのか」「悪の組織の階級制度はどうあるべきか」などと、読みながらあれこれ知恵を出し合った事を覚えています。紙媒体は数年前に見かけたきりでしたが、まだシリーズが続いていたんですね。残念ながら知らない作品が殆ど。そして小中学生はこのシリーズを楽しく読んでいるんですね。今回のベストは「ゾンビの作り方」今だパニックムービーでそんなにゾンビが大量発生したのを見た事がないという事は、奴らそんなに強くないという事……?
2017/07/27
hnzwd
角川文庫でのシリーズ第二弾。今回は最近の作品が多めでした。漫画やアニメの設定に冷静なツッコミを入れていくスタイルは、発売当時の衝撃は薄まったものの、今でも通じる面白さ。ピカチュウ(6kg)を肩に乗せて旅してて、サトシは重くないのか、が、今回のベストかな。
2017/06/27
タルシル📖ヨムノスキー
漫画やアニメなどの現象を科学的に解説している本書。こういう真面目で不真面目な本は大好物。何が凄いって取り上げた漫画やアニメを非難したり苔おろしていないこと。どれも愛とユーモアに溢れているから面白いし、だから長続きしているんだと思う。夢は確実に壊すけどね。…で今回のお気に入りは童話〝大きなかぶ〟の「カブはなぜなかなか抜けなかったのか?また抜くためにはどれだけの力が必要だったのか?」という話。これはもう大笑い。中には計算では解決できない問題もあってそういうのは実際に試してみたりもします。ゾロの三刀流とか最高!
2023/11/11
瀧ながれ
…ファンなんですけど、常々気になっていてだけど触れたらいけないことなんだろうなあと、思っていた巻島せんぱいのスパイダーはやめたほうが速度を増すんではないだろうかという疑問!やっぱそうなんじゃん!(笑) あと、大きなかぶは、大根じゃなくてカブなんだからあんなに苦労しなくても抜けると思ってたんですが、よく考えると重さがあるから、こういう考察になるのか、なるほどー。わりとメジャーな作品を多く扱っているので、詳しくないネタもおもしろく読みました。あ、エヴァンゲリオンの全力疾走の結果もドキドキしました。
2017/12/03
びっぐすとん
110円本。こういうどうでもいいことを掘り下げる本好き。『弱虫ペダル』の巻島先輩は私も労力の無駄遣いだとアニメ見て思ってた。『大きなかぶ』や『サザエさん』の検証の為に野菜を買うのはいいけど、ゾロの三刀流を検証する為に模造刀まで買うのか!大変だな。『銀魂』の土方の土方スペシャル対銀さんの宇治銀時丼のカロリー対決もヒーローらしからぬ不健康対決で、『銀魂』読み直したくなった。これからは必殺技や特殊能力もよく考えて設定しないと後から検証したら実は大した技じゃなかったということになりそうだ。
2020/02/11
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