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トラペジウム (角川文庫)

トラペジウム (角川文庫)

トラペジウム (角川文庫)

作家
高山一実
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-04-24
ISBN
9784041026441
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トラペジウム (角川文庫) / 感想・レビュー

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寂しがり屋の狼さん

これは現役のアイドルだから書けた作品。無名の女子高生がアイドルとなり活躍するまでの10年。今でこそ「乃木坂46」を知らない者はいないであろうが、彼女達もデビュー当時は街頭に立ちテイッシュを配ったり、自ら全国を回りCDを宣伝してまわるなど辛い経験をしている。グループ内でも選抜とアンダーと言う境界がうまれ、見ず知らずの他人から誹謗、中傷を受け心や体調を崩しグループを去って行く者も…まだ中学生や高校生であった彼女達には決してきらびやかなだけではない芸能界と言う世界で生きることは過酷なものだったと思う

2020/07/21

ベイマックス

どうしても、作者の顔が浮かんでしまう(笑)。◎読み始めは、言葉の選択や比喩などに、なんだろう? 硬さなのか、初々しさなのか、他の作家の真似をしようと馴染んでいないのか、なんだかそんな感想を抱きながら読み進めていました。(たぶんに、作者がアイドルという先入観だと思うけど)でも、少しづつ、文章のリズムがつかめ、スイスイ読んでいけました。◎心理描写にもう少し深みがあるといいかな。特に『くるみ』の。

2020/05/14

nemuro

40代半ばから転勤が頻繁となり道内各地を転々。それでも振り出しの網走はないだろうと思い込んでいたらさり気なく辞令が出され吃驚。実に30年ぶり。先輩・後輩や知人との再会を喜びながらも案外業務に忙殺されていた、そんな2013年の秋。翌日に月曜日を控え誰しも気分が沈みがちな日曜日の深夜に偶然観たのが「乃木坂って、どこ?」(TVH/テレ東系)。たしかシングル曲は『バレッタ』で2期生の堀未央奈がセンターだった。それ以来の乃木坂46ファン。等身大な姿に元気をもらっている。順調に文庫化されたのかと、それだけで感慨深い。

2021/07/05

ぷりけ

アイドルが描くアイドルの物語。文庫化を機に読了。ちょっとRPG感のある進行で、とっつきやすく読みやすい。終盤のアイドル観も、作者ならではだと思うので良かったと思います。ただし素人がここまで書けるってすごい、という以上の物ではなかったので、また自作に期待。同じ湊さん好きとして応援します。

2020/06/30

ピロ麻呂

トップアイドルが書いたから売れたんだろな…あまり感想を述べると、炎上しそうなので(^_^;)アイドルを目指す主人公の性格が悪くて、自伝小説だと思って読む人にはイメージダウンになるのでは?

2020/04/26

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