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誰がために鐘を鳴らす

誰がために鐘を鳴らす

誰がために鐘を鳴らす

作家
山本幸久
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-03-02
ISBN
9784041028353
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誰がために鐘を鳴らす / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

期待どおりの「山本幸久」ワールドでした。いつもいつも、あまりない着眼点でネタを見つけ、そのネタをがっちりわかりやすく掘り下げて、なおかつワクワク&ハラハラ、そして何より感動ほっこりストーリーに仕上げてしまう作者さんの作風は、本当に素晴らしいです。今作は装丁にもかかれているように【ハンドベル】を軸に物語が展開します。廃校が決まっている高校の男子4人+先生1人がひょんなコトから『ハンドベル部』を結成して奮闘します。コメディあり、青春カラー満載で、山本さんならではのほっこり感もしっかりあって最高の気分でした。

2016/04/12

紫 綺

やはり山本作品は、理屈抜きに愉しい♪廃校間近の男子校で、突如起ち上がったハンドベル部。気が付くと、ニヤニヤする怪しいおじさんと化す私がいた(笑)。問答無用に面白い!!

2016/05/13

あすなろ

さあ、ベルを鳴らせ。ベルの音と共に高校三年生男子ならではの想いが、廃校決定の高校ならではの想いが鳴り響く。空虚でその状況に微かに苛立つような不思議な高校三年生男子達。そこに現れたハンドベル演奏。その出会いは、部活動となり、演奏会となり、演奏会後のお浚いある熱心さとなり、人との縁も奏でる。爽やかに鳴り響くハンドベルの音を想像しながら軽やかに読了。

2016/05/11

takaC

最後が尻切れトンボな感じだったが(実質)男子校のハンドベル部サクセス物語は総じて面白かった。チンピラ KO-SAY クンはどうなってしまったんだろうね。

2017/06/12

みかん🍊

清々しい青春小説です、錫之助が通う高校は今年度で廃校になる、進学か就職かやりたい事もなく進路が見えない、そんな時楽器を運び出すのを手伝わされ、ハンドベルを見つける、一緒に手伝わされていた、4人と共にハンドベルをする事に、目的は女子高との合同練習だったはずが、だんだんとベル演奏の魅力に取りつかれ夢中で練習する錫之助たち、カラニャン先生やダイブツ、ほかのメンバーも個性的で楽しい仲間です、やっぱり熱中する事があると輝きますね。「店長がいっぱい」の霧賀さんや友々家が登場するのも楽しい。

2016/04/12

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