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過ぎ去りし王国の城

過ぎ去りし王国の城

過ぎ去りし王国の城

作家
宮部みゆき
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-04-24
ISBN
9784041028360
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過ぎ去りし王国の城 / 感想・レビュー

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starbro

宮部みゆきはほとんどの作品を読んでいる作家の一人です。読み出しは快調で一気に読んでしまったのですが、宮部みゆきにしてはページ数が少ないせいか、色々なテーマを盛り込んだせいかわかりませんが、平凡な作品になった感がします。表紙もタイトルも良い感じに仕上がっているので少し残念です。

2015/05/07

菅原孝標女@ナイスありがとうございます

実は宮部さんの作品を読み切ったのはこれが初めて。去年の誕生日に友人から貰った一冊。読んでみるとそれこそお城にぐいぐい引き込まれる感じで、一緒にハラハラして、しんどい!って思って、でも変わりたい!って思えた。現代の闇も、光も、見せてもらった。すごいなこの作品。

2019/04/20

kishikan

ウ~ん、アバターねぇ。今まで読んだ宮部さんとは一風異なるSFファンタジー。でもサスペンス的味わいもあって、児童虐待やいじめという現代社会の病んだ部分も織り込みながら、そこは宮部さんの真骨頂の部分もあったりして読ませる。西洋のお城をイメージさせる洋館の中に閉じ込められた少女、でもそれは絵画の中の世界。現実から絵の中の世界にアバターとして飛び込む中学生の男女。それだけで不思議世界なのに、時空をも飛び越える顛末。終盤のタイムスリップについては理解できない部分もあったけど、それはそれ。表紙や挿絵もなかなかでした。

2015/06/15

hiro

400ページ近い本だが、会話文が多いためページ数を気にすることなく一気に読めた。中学三年生の二月、既に進学先の決まっている真が、一枚の絵を銀行のロビーで拾ったことから始まる宮部ファンタジー。真とともに、絵の中の世界に入り込み、塔の中に見つけた少女を助けに行く、珠美とパク。この何ともいえないバランスのとれた三人の人物設定、この三人が入っていく絵の世界と現実の世界と関係、そして、最後に三人はこの少女を助けることができるのかが気になり、この宮部ワールドを先へ先へと早く読み進めたくなることは間違いない。

2015/05/26

ナイスネイチャ

図書館本。一枚の西洋の城の絵の中に入り込むファンタジー小説。その中でもイジメ問題、スクールカーストや人間の妬みなんかも織り交ぜてました。よくこんな設定思いつくなぁと。流石ですね。

2016/02/12

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