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妖奇庵夜話 魔女の鳥籠 (角川ホラー文庫)

妖奇庵夜話 魔女の鳥籠 (角川ホラー文庫)

妖奇庵夜話 魔女の鳥籠 (角川ホラー文庫)

作家
榎田ユウリ
中村明日美子
出版社
KADOKAWA
発売日
2015-04-24
ISBN
9784041029404
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妖奇庵夜話 魔女の鳥籠 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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takaC

この展開だと次巻がクライマックスかつフィナーレなのかと想像してしまう。実はそうなんだろうか?でもさらにその続きもあるみたいだしな・・・

2018/03/10

ひめありす@灯れ松明の火

じゃあ私求肥担当で……。最近作り方の本も読んだので、多分作れると思うんです。もしくは杏担当で。美味しいの知ってますよ~。と引き続き妖奇庵茶の間メンバーに加わりたくて仕方ない。目病み風邪ひき男の伊織先生は艶っぽくってでも庇護良くもそそってきゅんとしてしまいますね。でもってカッコいい。人の真心を蔑もうとしてしまう脇坂さんに喝を入れた所も、甲藤さんに暴力の酬いを見せつけた所も痺れました。でも、マメや夷さんにはほんのり甘え心を見せる所は可愛い。家族なんて、捨ててしまえばいいよと言ってあげたいけど言えないねやっぱり

2015/10/28

ううち

風邪っぽい伊織さんが妖艶でした。それにしても青目さんが怖すぎる。母と娘の関係は、こんなに極端ではないにしても、やはり男性には理解しがたいものなのかも知れない。食事の描写は相変わらず美味しそうです。事件を追う過程は警察モノとしても読み応えありました。脇坂さんがなんだか男前になってきています。

2015/12/17

カナン

女の醜い部分を描いた時のこの安定感よ…。シリーズの中では比較的単純な絡繰りでしたが、疲れた。母娘の間だけにある特殊で異質な執着と支配。私の腹に宿り、私の養分を吸い取って育ち、私の腹から転がり出た、私よりも若い私。母娘の縁はぎりりと縺れ合って永劫断ち切れることは無い。貴女は私の娘。貴女は私の複製。母にとって娘はコピーであり、母親こそがオリジナルである。そして女という生き物は女であるだけで既に恐ろしいのだ。伊織と青目のエピソードに清涼感を感じてしまう程度には。母は娘に呪詛を吐く。「あなたは私の娘なんだから」。

2016/05/15

モルク

人と妖人を見分けることのできる洗足伊織シリーズ第4弾。母の依存に悩む娘、また母が娘を自分の分身と思い娘を支配し過干渉となる母をもつ娘、この二人がくしくも同じマンションに住んでいたが、それぞれの母が同じ日に自殺しようとする。母親の呪縛から逃れられず、常に母の存在を気にし、また干渉は愛情と信じて疑わない母。過去の自分の状況を思いだし読んでいて辛い。今回もあの青目が…。少しずつ伊織と青目の過去が明らかとなってくるが、なぜ青目がこのようになったかは今後語られるのか。まだまだ目が離せない。

2021/07/25

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