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キマイラ (16) 昇月変 (角川文庫)

キマイラ (16) 昇月変 (角川文庫)

キマイラ (16) 昇月変 (角川文庫)

作家
夢枕獏
三輪士郎
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-12-25
ISBN
9784041029961
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キマイラ (16) 昇月変 (角川文庫) / 感想・レビュー

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おかむー

角川版キマイラ16巻。一章だけ場面が現代に戻るけれど、まだ大半は中国西域編。物語が進んでいるのかいないかといえば、場面や場所が動きはするもののどの部分でも何かしらの答えが出ない段階で終わってしまっているので文庫版のなかでも屈指の“進まない感”満載ですよ(笑)。そもそも曹元深に同行する少年がキマイラであることは読者には明らかなのに、物語の語り手である吉川にとっては未知であるところ実にじれったくも、ある種面白い手法ではありますね。『よくできました』

2016/01/17

木村 武史

回想録からやっと抜け出した〜と思ったのもつかの間、すぐに戻される。しかも、ボックとは違う西洋人らしき勢力が登場。(ロシア人?)いつまでこの状態が続くのかと思ったら急展開。キマイラの謎に迫るかというところで、続く。長い。あと、今回は典善がカッコ良かった。

2024/03/08

onisjim

ほんのひと時だけ物語の今にもどり、それでもまだ過去のできごと語りが続く。それでいいのだ。われわれは物語になすすべもなく流されるだけでいいのだ。

2015/12/31

過去の過去話の説明回。鳳少年や九鬼くんはどこへ行ってしまったのでしょう……(汗)

2016/02/15

なつみかん

やっと、僕の知っているソノラマ文庫以降の話に入ったか! まだ、もの足りないけれど、でもうれしい。

2015/12/31

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