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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)

作家
太田紫織
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-01-22
ISBN
9784041030042
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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫) / 感想・レビュー

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た〜

中編短編各一本。一本目の中編はようやく物語が動き出したかな。まさかウルフがそんな形で出てくるなんて。短編の方は人が死んでる話なのにコミカルな印象、でも、最後はいい話に纏めている

2016/01/26

ひめありす@灯れ松明の火

犬と狼の時間(entre chien et loup)は夕暮れ時の事。未だ犬の時間、昼の時間にいる正太郎。狼の時間にいる罪と触れ合う大人達。正太郎が急いで大人になりたい気持ちも、無茶をしてもお姫様を護りたい気持ちもわかるけれど、でもあんまり無理をしないで欲しいな。子どものままでも、今のままでも王子様にはなれるから。二話目はほんわかとしたお話。正太郎母の商魂のたくましさに大笑いでした。とりあえず好きな物をお腹いっぱいに食べている内は大丈夫というのは本当ですよ。地味に一番怖いのは磯崎先生だと思うんですけれど。

2016/06/18

冒頭からショッキングで重たい内容の1話目。それだけに2話目の優しさが染みる

2021/09/20

FULL2

毎回思うがタイトルの付け方が素晴らしい。この本を手に取った時タイトルを見て、ウルフがまた再登場するのかと思ったが、それは期待したものとは全く違う形で叶ってしまった…。タイトルはフランスの昔の慣用句である、『犬と狼の間の時間』から取った言葉なんだろう。詩的で恐怖を感じさせる、この話にぴったりだと感じた。phantomが花房だと仮定すると、キャラ設定が凄く面白く僕好み

2018/08/29

山犬

正太郎の気持ちもわかる気がするあのくらいの年頃は自分のなかでは大人になろうとしている途中でまだまだ子供のままで回りからも子供としか見られないもどかしさがある。それが悔しく思えるからこそ、彼は櫻子さんを守ろうと一人で花房の挑戦を受けたのだと思う。危険な行為だったと思うが私は少し正太郎に男らしさを感じました。

2016/02/03

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