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拝み屋怪談 逆さ稲荷 (角川ホラー文庫)

拝み屋怪談 逆さ稲荷 (角川ホラー文庫)

拝み屋怪談 逆さ稲荷 (角川ホラー文庫)

作家
郷内心瞳
出版社
KADOKAWA
発売日
2015-06-20
ISBN
9784041030158
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拝み屋怪談 逆さ稲荷 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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yoshida

【日本の夏はやっぱり怪談】イベントで読了。著者が現役の拝み屋になるまでの、家族の怪異 を中心に描かれている。私の実家の近くも拝み屋さんがいらして、家族の謎の怪異を祓う案内をして貰ってました。初めはそれほど怖くないと思いきや、後半は怒濤の勢いで怖かったです。特に家族が「曾祖母」の謎に気付いてからは、日本土着の生々しい恐怖を感じました。やはり神棚と仏壇は大事に手を合わせないといけませんね。引っ越したばかりで、まだ自宅の神棚を奉り終わっておらず、早くやらなきゃと感じました。他作品も読みたい傑作。

2015/08/28

ハイランド

普通の怪談集かと思って読み進める。最初は実話とはどうも思えず。本人が体験した話はあまりに突拍子なさすぎるし、他者から伝聞した話はどこかで聞いたような話だからだ。しかし著者が現実に拝み屋という職業に就いているのを知り、読む目が多少変わり、終盤になって物語は一気に加速。今までの話が絡まって恐怖が増幅されていく。創作としてもなかなかの出来だが、本当の話だったとしたら……。著者の居住する場所はどうやら自分の実家からほど近いところにあり、知っている場所が出てきて又……。信じるかどうかは読者次第ですね。私は半信半疑。

2017/11/08

モルク

霊をまだそれだとは思っていなかった幼少期からの恐怖の話が語られる。個人的にはドッペルゲンガー系の話が好み。家に帰ると自分と同じ姿顔をしている者が、家族友人と談笑している。あいつは誰?そして自分は何者?何も信じられなくなる。それに実家にまつわる話、曾祖母についての話が怖かった。ずっといると思っていた身近な人が実は…しかも他の家族も気が付かないというのは得体が知れずそこはかとなく恐ろしい。超短編で構成されているので、ちょっとした間に読めて、これもまたいい。

2018/04/11

ままこ

拝み屋になった経緯を含めた怪談集。昔話のような怪異から悪夢のような怪異まで。「逆さ稲荷」はタイトルは怖ろしげだけど昔話風であまり怖くない。「便所奇譚」私も“便所の手“は怖いと思った世代だ。郷内さんや家族が遭遇した怪異が繋がり終盤怖さが加速する。まさかの黒幕が…。怖面白かった。

2022/08/07

ゆみきーにゃ

《購入》久しぶりの怪談本。曾祖母のお話がピカ一面白い。何でこのタイトルにしたのかが不思議。花嫁の家が読みたくてずっと探してるんだけど、中々見つからない。

2016/12/29

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