少年陰陽師 朽木のひずみに群れ集え (角川ビーンズ文庫)
少年陰陽師 朽木のひずみに群れ集え (角川ビーンズ文庫) / 感想・レビュー
ひめありす@灯れ松明の火
桜は早坐。何より早く春に咲き、神様が最初におわします樹。神様の愛娘の名前は此花咲久夜姫。咲映矢と乙夜。二人の名前の意味が繋がった。慕わしいその名前に導かれるように群れ集う者がある。たった一人の友達が、天狗が、北から、南から、東から、西から、古えから、冥府から、黄泉の国から、天界から、師が、かつて縁を結んだ者が、血の繋がった者が、血縁が、神が、相棒が、雑鬼が、彼の為に集う。懸命に咲こうとする朽木の歪みで。いつかこの花が満開に咲いたなら。もう一度皆で集えるなら。そしてその時に、満開に咲いた君が居てくれたなら。
2016/05/25
ガーガー
今でも十分問題だらけなのにまたまた問題発生!天狗達の悪神の封じの歪み、帝の体調の悪化。本当に次巻で解決するのか…?ここに来て安倍晴明の泰山府君祭の話が。寿命の交換って、安倍晴明本当に何でもありだな…!
2015/08/21
nono
少年陰陽師「道敷編」第四弾。前作で荒っぽいやり方で事を平定した筈の昌浩だが、思わぬ余波が!!政治的なやり取りもあって不穏な雲行き、一行は阿波に赴きそこで思わぬ人物と!?懐かしい人物も出現するも色々ピンチな展開です。十二神将なのに動ける神将も少ないし、色んな所で騒動勃発。読んでてハラハラしつつ、続きが気になります。
2017/01/10
よっしー
次々と伏線が回収されており、懐かしの面々も出てきており…。本当に怒濤の展開が繰り広げられていました。昌浩に神将に、天狗に比古に…。それぞれが満身創痍であり、力を振り絞って対処に当たっているようなのですが…次で本当に完結するの…かな?(笑 そんな重い展開が続いるので、ちょっとした小競合いにホッとします。
2016/05/04
ミホ
少年陰陽師46冊目。道敷編第4弾。すんなりいかないところが少年である故というかまだまだこれからだなと思うところありですが、対面する自体が少年陰陽師としては重すぎることが多い。あの晴明の血縁者であるとみられていてもそれでも彼らが属するのは人間だし、晴明様も特殊ではあれど人として生きているからもう少し優しくしてあげてほしいと作者に思わなくないが、あとがき曰くまだこれかららしい。結城さんほんと怖い( ˙-˙ )そして忘れかけていた登場人物だった。思わぬ事態だった。これ次回で道敷編終わりらしいけど終わりきるの?!
2020/05/21
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