されど時は過ぎ行く 約束の街 (8) (角川文庫)
されど時は過ぎ行く 約束の街 (8) (角川文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
単行本から6年たってやっと文庫本が出ました。「約束の街」シリーズの8巻目です。最近、北方さんは中国ものや時代劇ものにのめりこんでしまっていてこのような現代もののハードボイルドを出してくれません。今回は「ブラディ・ドール」シリーズの川中とこのシリーズの久納の対決が中心となっています。昔に比べると肉体的な対決は減りましたが、それでもこのシリーズならではのものがあります。まだまだ現代ものハードボイルドを書いてほしいのですが。
2015/05/09
水面頼光
巻ごとに異なる人物からの一人称。ある巻では主役が別の巻では脇役になるが、既に主役目線での物語を読んでいるので、脇役それぞれに感情移入してしまう。新しい巻を読む度にワクワクするシリーズ。今回も登場人物達の圧倒的な存在感。片腕のピアニストがピアノを弾く場面は本当に音が聴こえてきそうな気がした。
2016/08/03
たーくん
約束の街シリーズ第8弾。かつてのように一気に読めず、噛みしめるように、じっくり読むべき作品になったようだ。
2015/08/15
GO-G
大好きなシリーズです。ブラディドールの方が好きです。凄く楽しく読みました。でも何だか物語が破綻してるような、、、。闘う理由が無理やり感があります。ハリウッドの〇〇〇5みたいになってきてますが、このシリーズが続く事を切に願います。ハードボイルド\(^_^)/
2015/09/21
正太郎
ものすごく久しぶりの北方謙三。ブラディドールシリーズの面子が出てる時だけ読んでます。一般受けはしない本です。が、個人的には好きです。
2015/05/16
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