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新装版 魔女の宅急便 (3)キキともうひとりの魔女 (角川文庫)

新装版 魔女の宅急便 (3)キキともうひとりの魔女 (角川文庫)

新装版 魔女の宅急便 (3)キキともうひとりの魔女 (角川文庫)

作家
角野栄子
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-06-20
ISBN
9784041031902
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新装版 魔女の宅急便 (3)キキともうひとりの魔女 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ykmmr (^_^)

コリコの街に来て、4年目。街で安定した生活を築いてきた時に、思わぬ同士が登場。名前まで似ている、ケケであった。彼女なりに、キキと打ち解けたいのか?学びたいのか?後をついて回り、順調に街の人に受け入れられていくケケ。言動に難があり、それがキキに、「自分の座を奪われる。」・「受け入れが辛い。」などの感情が埋め込まれる。ケケは魔法的な力で、キキと対等に分かり合おうとしたのか?

2022/09/14

ありす

一人立ちから4年目。ある日突然キキの住む街にケケという女の子が現れ、一緒に住むことになる。この子は一体何者か?彼女への嫉妬全開のキキだが、ラストでまた一つ成長できたようで良かった。嫉妬しているキキの姿が苦しかったので、引き摺ることがなくて安心です。そんな中、ジジの家出と動物家族が楽しかったです。トンボが離れた学校に行くことになったけど、どんな展開が待ってるかな?楽しみです。【シリーズ3作目】

2020/04/03

Roko

キキは16歳になりました。相変わらずジジと一緒に宅急便の仕事をしながら、くすりぐさの栽培も忘れずにやっています。この草で作るお薬はとってもよく効くと評判になっています。ある日ケケという不思議な少女がやってきます。彼女はとても自由奔放で、キキはそれが気になってしょうがありません。危機の仕事の邪魔はするし、とんぼさんにちょっかいを掛けているみたいだし、嫌な子だなぁって思うようになりました。イライラする気持ちを、ジジに向けてしまうことが多くなってしまって、ジジもちょっと困ってます。

2023/09/07

sui

3作目。コリコの町に来て4回目の春に現れたケケという風変わりな女の子。予想外の行動ばかりするケケに心乱され、『コリコの町の魔女=キキ』という居場所も奪われてしまう不安でいっぱいになるキキ・・・。小さな一言に落ち込み、有頂天になったかと思えば虚しさに襲われる。思春期の不安定なキキの心の動きが瑞々しく描かれている。中でも、キキが負の感情を乗り越える場面は圧巻。過ぎ去り忘れそうになっていた気持ちを思い出させてくれる・・・大人が児童書を読むことの醍醐味が存分に味わえる。30年以上愛されているのが納得。

2017/07/20

みけ

独り立ちしてから約3年後のキキ。辛い事があっても、不安な事があっても、16歳の女の子であるキキは、母親代わりのおソノさんにはなかなか甘えられず、兄弟同然のジジにはあまり優しく出来ない。(そしてジジも難しいお年頃の様。)本当に悩んでいる事は友達には相談もしにくい。だけど、キキが悩んでるのに周りが気付かなかったり、そっとしておいたのは、そんな事で悩む必要が無い程、キキをキキとして認めているからじゃないかなと、思春期をずっと前に卒業した第三者の私は思いました。

2019/01/23

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