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ハーメルンの誘拐魔

ハーメルンの誘拐魔

ハーメルンの誘拐魔

作家
中山七里
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-01-29
ISBN
9784041032091
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ハーメルンの誘拐魔 / 感想・レビュー

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遥かなる想い

ひどく現代的なテーマを扱った警察小説である。 現代に潜む 危険の数々....普段はあまり 意識しない薬害の危険を世に問う.. ミステリーというより濃厚な人間ドラマに 近い。ハーメルンの童話を絡ませながら、 闘う人々と 真実を求める犬養刑事たちとの せめぎ合い..最後は落ち着くべきところに 落ち着いた物語だった。

2016/06/12

つるちゃん0719

どうしていつの時代も、役人、企業は利益優先で事を進めて行く体質は変わる事もなく。国民が子宮頸がんワクチンの薬害で苦しんでいる人たちがいるのに許せないと怒りながら一気に読了しました。中山さんの社会派ミステリーは、楽しみながら、いつも勉強させられます。犬養さんのクールなところが素敵でしたね!

2017/09/09

冴子

相変わらずの面白さ。状況から考えて犯人の見当はついていたが、何故かというところと、どこで犬養が気付くか、にハラハラした。小説としての面白さもあるが、子宮頚がんワクチンの恐ろしさと、官僚と企業の癒着への怒りを感じる作品になった。医師全般と一括りにせず、小椋医師や村本医師のような善意の人もいるところが救いだ。大阪と東京の警察に対する考え方の違いが面白かった。

2017/03/25

てぃも

おっと、犬養さんでしたか〜(^^)なら安心安心と読み進めていくも振り回されてなかなか真実にたどり着けない。 しかし純真無垢な人ほど恐ろしな〜。それだけで周りを巻き込み行動できる様は素晴らしいが、犯罪に手を染めては元も子もないないが心情的には応援したくなるな。

2017/03/14

まちゃ

子宮頸がんワクチンの副反応を題材にした社会派ミステリー。子宮頚がんワクチンの問題は興味深く、数少ないヒントから事件の真相に迫っていく犬養刑事の推理は面白かったです。あっと驚く展開はありませんでしたが、読み易いミステリー作品でした。

2016/07/16

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