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JUSTICE

JUSTICE

JUSTICE

作家
大門剛明
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-08-04
ISBN
9784041032473
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JUSTICE / 感想・レビュー

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しんたろー

元外科医でNY帰りの弁護士・鷹野を中心にしたリーガル・ミステリ…連続ドラマのような場所&人物設定で、ドラマ屋としては親しみ半分&猜疑心半分で読んだが大門さんらしい捻りがあって楽しめた。唯我独尊の鷹野を上司として仰ぐ4人の部下たちの目線で、各々の事件を追いながら鷹野の人間性も浮き彫りにしていく展開は巧い。主要人物周辺にはライバルや敵役なども配置してあって「ドラマ原作を狙った?」と邪推する程だった(笑)。最終章が駆け足過ぎて鷹野の心情が未消化なのと、謎が残ったままなのが残念。続編を描いてスッキリさせて欲しい♬

2019/12/14

いつでも母さん

アメリカ映画(法廷もの)を観て最後に裁判長が「JUSTICE!」と言うシーンを思い浮かべた。(わりと好きなの)6編からなる連作集。元医師の鷹野はダークヒーローでは無いでしょう!なかなか面白い弁護士事務所のルーム1。これは映像化になりそうな作品ですね。特に『これ!』では無いのだが最後まで読んじゃったって感じです。続編も有りそうな予感。しかし、『正義』ってなんだろね・・

2015/09/09

ゆみねこ

元医師でアメリカ帰りの凄腕弁護士鷹野和也が師団坂法律事務所にやって来た。様々な裁判を通して、ひよっこ弁護士芽依が成長してゆく。「正義とはなにか?」がメインテーマの1冊。

2015/10/28

タイ子

リーガル・ミステリ。大手法律事務所にアメリカ帰りの敏腕弁護士が着任。クールで知的でポーカーフェイスな鷹野和也。この男只者ではなかった。まず最初の弁護を賭けてのリストラ敢行。少人数になった中で5つの弁護活動が始まる。正義とは何か?誰のための、何のための正義なのか?この言葉を基に展開するのでたとえ被疑者が悪人であろうとその裏にあるものを探りあっと言わせるどんでん返し法。元医師だった鷹野の過去も興味あり、一気読み。人物描写、事件の背景、大門さんの真骨頂を見た、いや読んだ。

2019/08/03

nyanco

200人を超える弁護士を抱える巨大法律事務所・師団坂法律事務所。ルーム5まであるこの弁護士事務所の中でも精鋭があつまるルーム1。経営者であった佐々木が急逝し、ルーム1は危機に面していた。佐々木の娘・芽依は有能ではあるがまだまだひよっこ、そこで彼女は有能弁護士・鷹野をチームリーダーとしてアメリカから呼び寄せた。前職が医者という鷹野はルーム1の大幅リストラを開始し、チームは大混乱…切り口としては面白い。前職が医者、刑事、そしてニート…という異色メンバーも面白いのですがキャラが描き切れていないのが勿体ない。続→

2015/09/08

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