KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

されど僕らの幕は上がる。Scene.2 (角川スニーカー文庫)

されど僕らの幕は上がる。Scene.2 (角川スニーカー文庫)

されど僕らの幕は上がる。Scene.2 (角川スニーカー文庫)

作家
喜多見 かなた
白身魚
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-12-26
ISBN
9784041034163
amazonで購入する Kindle版を購入する

されど僕らの幕は上がる。Scene.2 (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

まりも

某番組風青春物語の第二弾。「シェアハウス」の裏に隠された事件は何なのか調べるために涼太が動き出す話。正直期待を下回ってます。1巻で感じたテレビで作られたキャラと実際のキャラから来るギャップを活かした青春劇がこの作品の魅力だと思うのですが、今回は殆どそれを活用しないまま終わってしまったように思います。伏線回収もかなり無茶苦茶だったし、2冊で物語を完結させるのは無理があったんじゃないかと。まぁ、青春モノの良さを感じる事は出来たので、作者さんには今後も頑張ってもらいたいですね。次回作も楽しみに待ってます。

2015/12/29

よっち

リアリティー番組『シェアハウス』に隠された過去の事件。杏の描いた絵を手がかりに諦めず調査へ乗り出す涼太に、キャストたちがようやく本音を明かしはじめるも、すれ違いもまた起こってしまう第二弾。以前の記憶を覚えていたキャストとそうでなかったキャスト。新幹線で起こった事件の謎を追いつつ、覚えていなかったことでできた溝を少しずつ埋めていく展開で、2巻でまとめたこともあってか多少強引なところもありましたが、わだかまりがあっても踏み込むことを恐れず、みんなで絆を取り戻そうとする姿勢はとても良かったです。次回作にも期待。

2015/12/28

まるぼろ

もう少しゆっくり謎を解いていくのかと思ってましたが、今巻で完結です。杏が書いて持ち込んだ花火の絵を切っ掛けに張り詰めた雰囲気に陥った7人だったが、7年前の事件を調べていくうちに思わぬ事実が浮かび上り…と言うお話。1冊に収めるにしては話を詰め込み過ぎとは感じますが、物語自体は破綻する事無く綺麗に完結できていたと思いました。療養所での顛末や事件の詳細などもう少し詳しく書かれていたらとも思いましたが、謎事態は綺麗に解決、それぞれが前に進めた終わり方は良かったかな、と。次回作にも期待したいと思います。

2016/01/04

ツバサ

まさかの2巻で完結。あと1.2冊欲しかったな… 新幹線の事件は真相を明らかにならないんなら必要ないと思った。ただ、個人的には読んでて作者が伝えたいことがなんとなく分かった気がして良かったと思う。明日をつかめ!良い言葉だな。

2016/01/04

KUWAGATA

これ、新幹線の事件は抜きにして書けなかったのかなあ。杏の病気のことだけを中心に据えた構成にしてもこのテーマは描けたと思うし、その方がより作者の書きたいことが浮き彫りになったと思うのですが…。とはいえ、衒いのない真っ直ぐな彼らの生き様は読んでいて非常に心地よかったし、この青臭さはこれからも大切にしてほしい。次回作にも期待しています。

2016/01/04

感想・レビューをもっと見る