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レインツリーの国 (角川文庫)

レインツリーの国 (角川文庫)

レインツリーの国 (角川文庫)

作家
有川浩
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-09-24
ISBN
9784041034323
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レインツリーの国 (角川文庫) / 感想・レビュー

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そる

4年くらい前に読んでいて再読。以前も感動はしましたが、今回はボロ泣き。きっかけが私と職場の同僚と同じ。本の感想を話すって心が動くってことでは最強だ。メールでやり取りをしていくうちに惹かれていくっていうのも自分に重なる。障害があるけれどメールで話してた時の過程があったからどんなにめんどくさくても乗り越えて好き。今は一緒にいたい、今後色々あっても一緒にいた時間を無駄だったとはお互い思わない。ジーンとした。私達もそうだったらいいと思った。「ケンカしようや。(中略)仲直りするためにきちんとケンカしようや。」

2018/02/18

mae.dat

誰しもが大なり小なりコンプレックスを持ち合わせて居ますが、ひとみちゃんのは想像に余りあるものがありましてね。伸くんはズケズケ言うけど、でも芯には大きな優しさが土台になっていて。時にはぶつかりもしたけど成長したね。男は恋をすると、何割か強くなれる気がするのは、経験上知っては居ます。ね、人によっては空も飛べるはずって思っちゃったりもするくらいですし。その感情の幾らかは、女性にも通ずるものがあるのかなぁーと。似た悩みを抱えている人が居たなら、少しでも前向きになれると良いですね。

2022/03/04

しんごろ

読メ登録前に新潮文庫で読み、今回、映画化されたのを機に角川文庫(サイン本^^)で再読!やっぱり有川浩さんはいいね(^o^)ラストのひとみのちょっと成長していく姿(電車の中で髪をかきあげる)が、目に浮かんだよ(^^)映画も見たくなった(^^;)BGMはAqua Timezで行こうかな(^o^)

2016/01/07

mmts(マミタス)

2017年初めての読書でした。さて、私はいわゆる健常者ではありません。主人公のひとみ同様に障害を抱えてます。そして、障害を口実に恋にはかなり臆病でした。むしろ、健常者には露骨に牙を剥きながら傲慢で自分勝手な言動ばかりでした。おかげさまで大いに反省することになりました。逆差別を生み出すことはいけません。また、健常者だった時には障害を抱える方に同情だと誤解されました。私にとっては主人公それぞれの目線から共感しました。特に健常者の立場に居る方には是非とも価値観を変えるためにはオススメしたいと思いました。大満足。

2017/01/02

ykmmr (^_^)

まあ、ネタが同じなので当たり前だけど、『君の手がささやいている』に似ている。そんな中、出会い方は現代風。障害や疾患への『理解』や『関わり方』は医学の進歩や法律の変化なども関係し、日々勉強が必要なのは仕事上、よく分かる。(10年くらいでも、大きく変わる。)主人公の凄い所は、彼女の障害をただ、理解するだけではなく、1人の女性として対応し、彼女の気持ちを受け入れつつ、自身の思いを伝えようとする一面である。時間を置いた差引もしっかりしている。彼女も彼の向き合い方で、じっくりと心を開いて、それが実に心地良い。

2022/01/25

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