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神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶 (角川文庫)

神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶 (角川文庫)

神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶 (角川文庫)

作家
知念実希人
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-04-23
ISBN
9784041035702
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神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶 (角川文庫) / 感想・レビュー

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hiro

このシリーズ第二弾も展開が速く、テンポよく読めた。今回神酒クリニックの面々が追うのは爆弾テロ犯。格闘シーンも多く、医療ミステリとしては薄めだったので、神酒クリニックの面々の設定が、心を見抜くウソ発見器、スリ、凄いドライビングテクニックをもつ女性と、あの‘陽気なギャング達’との共通することに気がついた。天久鷹央シリーズで小鳥が何度も言う「さいですか」とあわせて、知念さん自身の好きな作品が見えてくる。今後は、神酒クリニックの面々が単独で活躍する作品だけでなく、鷹央たちとクロスオーバーする作品も期待したい。

2016/05/20

夢追人009

知念実希人さんの名前の一部「みき」が題名に使われているのだなと漸く気づいた「神酒クリニック」シリーズの2冊目ですね。今回も個性豊かな6人のドクターのユーモラスな掛け合いと時限爆弾サスペンスのスリリングな臨場感が楽しめた秀作でしたね。今回はやや真相が単純でしたが、元プロボクサーVS九十九勝巳の格闘シーンや神酒院長のカッコよさ、お色気巨乳姐さん・ゆかり、スピード狂・真美、ニヒルな黒宮、そして読心術士の精神科医・翼の大活躍を堪能しました。彼はあの天久鷹央の兄なのですが次は著者にコラボの物語を書いて欲しいですね。

2019/11/19

utinopoti27

神酒院長をはじめとした、凄腕医師集団が巻き起こす痛快アクションシリーズ第2弾は、オフィスビル連続爆破犯との対決だ。超絶特技を持つ個性派キャラたちの活躍は、前作に増してハチャメチャぶりに磨きがかかっているようだ。エンタメ色の強い知念作品群の中でも、ひときわ荒唐無稽な展開がウリの本作、とにかく無条件で楽しめるのがいい。突っ込みを入れたくなる気持ちをグッとこらえ、頭を空にして、ひたすらストーリーを追いかける。それにしてもこのキャラたち、医者である必要があるのか・・おっと、突っ込みはご法度でした(^o^ゞ

2021/01/16

ダイ@2019.11.2~一時休止

神酒クリニックその2。記憶喪失と爆弾事件。今回は翼がメインなのかな?。最後の謎解きもイイ感じで面白かった。

2016/05/14

黒瀬

今回は翼先生が実質主役のシリーズ第二弾。天才的な洞察力を持つ優秀な精神科医の彼が主役級の扱いを受けるのか。それは意識のない女性の診察依頼から-。大が付くほどではないが、どんでん返しが心地良い作品でした。知念さんの作品の中で復讐を扱ったものとは王道なテーマで且つ儚く、事件の黒幕に対する同情のさせ方が秀逸。だからこそ切ないのだ。翼先生にまた春が訪れますように。

2019/07/30

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