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わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)

わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)

わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)

作家
望月麻衣
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-01-22
ISBN
9784041037966
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わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫) / 感想・レビュー

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さてさて

『今まで逃げてばかりきたけれど、もう、目をそらすのはやめよう。人とは違う自分のことを…、この特別な力とちゃんと向き合おう』。『ぎゅっと拳を握』る小春の力強い決意の瞬間を見るこの作品では主人公・小春が迷いの人生の中に自信を取り戻していく姿が描かれていました。『京都』の街並みが鮮やかに描写され、和菓子や言葉遣い、そして歴史に関する記述含め『京都』を全身で味わえるこの作品。魅力ある登場人物含め、16巻も続いていく物語の一巻目として『京都』という舞台を物語に完全に一体化させたとても上手くできた作品だと思いました。

2023/04/19

SJW

【70時間 全文試し読み】東京に住む中学3年だった小春は、ある理由で登校できなくなってしまう。精神が良くなるために祖母と叔父がやっている祇園の小物屋に手伝いに行く。そこで不思議なことを経験し、自分が持つ力に自信を持つようになるあやかしファンタジー小説。京都を知らないものと、京都に住むものの両方の視点が描かれているのが面白い。それぞれのキャラが濃くて笑えて、小春も好感が持てる。イケメンがたくさん出てきて少女マンガの要素もあるが男性でも楽しめる。

2018/12/02

machi☺︎︎゛

ある理由から学校に行けなくなった小春は環境を変えるために、京都で和雑貨店を営む祖母の元で住み込みの手伝いをする事に。そこには祖母をはじめ、叔父やはとこが集まり小春も段々と心を開いていく。だけど和雑貨店、さくら庵には小春が知らなかった裏稼業があって少し不思議な力をもつ小春も活躍していく。ホームズシリーズ同様、小春とはとこの関係も気になり続きが楽しみ( ^∀^)さくら庵にある和雑貨も気になる!

2020/06/17

扉のこちら側

2018年228冊め。心に傷を負った人が回復する、していくための物語は結構好きである。この物語も学校に行けなくなった少女が祖母宅で過ごしながら前へ進んでいく。この巻ではまだまだ道半ばであるし、シリーズ続刊も出ている様であるのでこれからに期待。しかしこの後恋愛展開になるとして、主人公が彼に惹かれていく要素はこの巻ではまだ薄かったように思う。

2018/06/28

寂しがり屋の狼さん

望月麻衣さんにハズレなし!京都在住の著者が描くほっこりライトミステリー(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)「誰かの幸せのために、どうして誰かが犠牲になって、それが『美徳』になるんだ?誰かが幸せになるためには、誰かが我慢したり不幸にならなきゃいけないなんて考えが根本にあったりするから、世の中おかしなことになるんだよ」「自分を安売りするのと謙遜はベツモノだ。履き違えるなよ」…作中より…宗次郎の言葉に涙。

2024/11/20

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