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真実の檻

真実の檻

真実の檻

作家
下村敦史
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-03-26
ISBN
9784041038215
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真実の檻 / 感想・レビュー

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ミカママ

リーダビリティには富んでいたが、、、いろんな意味で惜しいっ!

2018/03/14

ナイスネイチャ

図書館本。読んで数ページで引き込まれました。本当の父親が殺人犯だったら、それが冤罪だったら?凄い重たい内容で警察や検事の闇を絡めて謎解きは進んで行きました。あと「ペンは剣よりも強し」の意味も勉強になりました。これからも追いかけて行きたい作家さんですね。面白かったです。

2016/05/08

ダイ@2019.11.2~一時休止

母の遺品整理で本当の父がいて、死刑囚になっていると知ることからその事件を調査していく。重いテーマで選択を迫られる所がこの作者さんの真骨頂?。

2016/04/06

いつでも母さん

正直、大学生の息子・洋平の思いと行動に多少の驚きと戸惑いがあった。それ以上に設定が面白くのめり込んで読了。哀しい冤罪しかも警察・検察の闇の隠ぺいが絡むから、からまった糸はほどけにくい。そして真実は愛する人と息子を守る為としたら・・だが、息子は亡くなった母の想いを背負いついに厳しい『真実』にたどり着く。死刑囚の実の父と育ての父。血か絆かーでは無く何が正しくどう行動するかだ。つらい真実だとしても。ん~ん、糸が絡まり過ぎて現実感が希薄に感じられたが、自分ならと思うと答えが出せない。今回も下村作家は面白かった。

2016/04/19

あすなろ

圧巻の濃厚さ。このクオリティは、いつか大きな賞を取って欲しい。芸能人絡みの出版社に惑わされず。全ての下村氏作品を読了してまた思ったこと。さて本作は、もしもお父さんが大きな罪を犯していたとしたらどうする?という母の問い掛けから始まる。血と絆を巡る葛藤などと安易な言葉で伝え切れず。正直、読むのに骨折れる緻密さとも言えるが、濃厚さがそれを変換し引きづられていく下村ワールドという感想が正解か。またその緻密さ故とても学習出来る。並みのリーガルサスペンスを超える。相当な文献を読み込むのだろう。但し、展開荒さは我慢

2016/05/01

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