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SF JACK (角川文庫)

SF JACK (角川文庫)

SF JACK (角川文庫)

作家
新井素子
上田早夕里
冲方丁
今野敏
小林泰三
堀 晃
宮部みゆき
山田正紀
山本弘
夢枕獏
吉川良太郎
日本SF作家クラブ
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-02-25
ISBN
9784041038956
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SF JACK (角川文庫) / 感想・レビュー

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そる

とてもおもしろい。参加した作家さんが豪華。タイトル通りSFで、このジャンルというのは未来の近代化した街並みとか生活が思い浮かび、カッコイイなーと思う反面、その生活って人間の基本的な部分が淘汰されてる、と思うような考えさせられる作品が多いと思う。それを無くして人間って言えるのか、それができるようになったからってなんなんだろう。人との繋がり、思いやりもなんだか希薄になるような。「世界は神様が作った時計なんじゃないかな」「どのような幸せも永久には続かないかわりに、どのような不幸も、永久には続かない」

2019/08/12

papako

ずっと気になってたSFアンソロジー。これも豪華な執筆陣です。頭に入ってこないのもあったけど、楽しめた!冲方丁『神星伝』は、キラッキラ。山田正紀『別の世界も・・・』、途中までは惹きつけられたけれど。。。今野敏のSF期待したけど、結局自分の得意に持ってきましたか。そして一番好きなのは、やはり宮部みゆき『さよならの儀式』手話で意思疎通するロボット!そして技師の独白。ホロっときました。夢枕獏『陰態の家』これもSFじゃないけど、面白い。

2016/08/22

タルシル📖ヨムノスキー

読み応え抜群のSFアンソロジー。一番のお気に入りは、なんと言っても山本弘さんの〝リアリストたち〟。リアルな世界で生きる人たちと、バーチャルな世界で生きる人たちの価値観の違い。近い将来こんなことが起こるかもしれない。そしてもう一つ。新井素子さんの〝あの懐かしい蝉の声は〟。これは単なるSFではなく、障害ということについて考えさせられる作品。昔、聴覚障害の老夫婦のそんな映画があったような。障害を克服し健常者と同じになることと幸せはイコールなのか。それにしても、SFで描かれる未来って、なんで明るくないんだろう。

2020/02/27

ぜんこう

堀晃さんが入ってたので図書館で借りました。 堀さんの「宇宙縫合」は新今宮だの貝塚だの葛城山だの僕の出身地に近いところで話は進むけど、時空とかの話で頭がウニウニ(^^;) 一番良かったのは宮部みゆきさんの「さよならの儀式」、ロボットと人間、いったいどっちが人間らしく扱われるのか考えさせられました。

2017/07/08

スプリント

最初の冲方丁氏の作品で脱落しかけましたが、なんとか最後まで読了。各作品どれも趣向が凝らしてあり楽しめました。最後の夢枕獏氏の作品が一番印象に残りましたね。映像化しても面白そうな作品だと思います。

2017/02/13

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