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少年陰陽師 いつか命の終わる日が (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師 いつか命の終わる日が (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師 いつか命の終わる日が (角川ビーンズ文庫)

作家
結城光流
伊東七つ生
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-07-30
ISBN
9784041039441
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少年陰陽師 いつか命の終わる日が (角川ビーンズ文庫) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

いつか命の終わる日が。その時にたった一つだけ、楽しみな事があるの。顔も隠さず何にも隔たれないまま思うさま貴方の名前を読んで話をする事。人と神という種族の隔たりなく手を取り触れ合う事。隠してあった沢山の秘密と伝えきれないほどの沢山の愛の言葉を飽きるほどに囁く事。忌まわしいこの記憶を捨て去ってしまえる事。貴方と約束の釣りに行く事。どうだ見たか、お前の分も幸せになったぞとに向けて大上段に自慢する事。その幸せを一番最後の最後まで見届ける事。神も人も、いつか命の終わる日が来る。だからこそ、人を幸せにするのだ陰陽師は

2016/12/31

nono

少年陰陽師シリーズ番外短編集。なんとなく既読感のある話が多く、本編の殺伐とした流れとは又違う穏やかな読後感。さくさく読了。

2017/03/19

白火

「ただ、なんとなく」は見覚えあるなと思ったらゲームの時の特典小説!これ好きだったんだよな。玄武と汐の話は以前の短編の時に可愛いやら切ないやらで、また何時か逢えたらいいなあとか思っていたけど…どうなのかなー。「いつか命の終わる日が」は、こんな二人の友情が何時までも続けばよかったのに、件の呪いなんかなければよかったのにと思い、でもそれがなければ岦斎は郷を出てこなかったのかな?と考える(都に出て来さえしていればいずれは晴明に関わりに来てた気がするw)と、件の呪いがあったからこそ始まった絆なのだろうな、とも思い。

2016/08/09

よっしー

久しぶりの番外編な気がします。友情や家族がテーマのお話がギュっと詰まっている感じでしたね。彰子の安倍家に来た頃の話や、昌浩が生まれた頃など、今の本編を思うと…ほのぼのでホッとしました。でも、一番のお気に入りは「約定か、詭弁か」です。本当に成親兄様は敵に回したくないですね。そして、家族思いな所もまた素敵です♪

2019/02/19

めりた@かりた

一番好きなのはただ、なんとなくかな。色々ありながらもまだのんびり出来てた頃ですものね。約定か、もいかにも成親らしくて面白かったですけどね。表題作はねぇ、こうやってお互いに信頼を積み重ねた上で、件の予言が発動するわけなんですよね。まあ、それを越えた先も知っているので、読む側としてはそれほど辛いままではないですけどね。最後の狭間にいた亀はどっかで出てきたよな?って思っていたのですが、あさぎさんの画集でしたか。いよいよ次からは広げた風呂敷を畳始めると言うことなので、そろそろ本編の続き読み始めようかな。

2016/08/11

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