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代償 (角川文庫)

代償 (角川文庫)

代償 (角川文庫)

作家
伊岡瞬
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-05-25
ISBN
9784041039922
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代償 (角川文庫) / 感想・レビュー

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青乃108号

のっけから胸糞な展開で嫌だった。2人が成長し再会しての展開もますます胸糞で嫌だった。ラストで明かされる事件の真相もやっぱり胸糞で嫌だった。こんな胸糞な話を嫌々読まされている自分が嫌だった。エピローグは取って付けたようで最も嫌だった。早くも今年のワーストは決まってしまった。あー嫌だ嫌だ。

2023/06/16

mmts(マミタス)

これは感想を書くべきなのか迷いました。感想を書きたいけど、それをまとめるとほとんどネタバレしてしまい楽しみが半減するかもしれません。サイコパスからのマインドコントロールはまさに常軌を逸した言動でした。とにかく、なかなか真相まで辿り着きませんでした。しかも、どんでん返しは一度や二度じゃありませんでした。代償の本当の意味が分かった瞬間、震え上がりました。イヤミスやどんでん返し好きにはたまらないストーリーだと思いました。これは絶対にオススメだと直感しました。未成年にはキツいかもしれませんけど。

2017/01/09

bunmei

イヤミス系は、今まで何冊も読みましたが、本作ほど強い嫌悪感を抱いたのは初めてで、一言でまとめるなら、皆が言う通り『胸くそ悪くなる一冊』でした。自分も、何度も途中で読むの放り投げようと思いました。達也のような人間をサイコパスと呼ぶのでしょうが、そのおぞましさや卑劣さが、「これでもか」と押し寄せてきて辟易しました。それでも最後まで読み進めたのは、悪の根源である達也が、どのように最後に裁かれるのかを見届けたい思いからで、ある意味、作者の思惑にまんまとはまったのかもしれません。最後に少し光が見えたのが救いでした。

2018/09/26

Atsushi

ミステリー好きの家内に「是非に」と薦められた作品。帯にあるように「面白すぎて止まらない」、一気読みでした。第一部では道子・達也親子に自分が虐げられているような恐怖と戦慄、背中が寒くなりました。第二部では主人公圭輔に自らを重ねて相次ぐどんでん返しに挑んでいるような気分で読み続けました。圭輔と真琴先生の恋が成就するよう願ってやみません。

2017/04/08

ゆきこっち

伊岡さん初読み。達也に心底腹が立ちイライラしながら先が気になり一気読み。読了後もイライラがおさまらない。寿人の言葉「世の中には矯正できない人間がいる。こいつは世の中に存在してはいけない化け物だ」に納得。伊岡作品ハマりそうです!

2019/02/19

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